広報にほんまつNo.97
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夢ワインの歩み気の合う仲間で活動を始める平成23年11月東和果実酒研究会を結成平成24年3月東和ワイン特区認定平成24年9月ふくしま農家の夢ワイン設立平成25年3月製造免許取得5月地元特産のリンゴを使ったシードル造りを開始7月シードルが完成9月平成23年に植えたブドウを収穫10月収穫したブドウを使ったワイン造りを開始12月念願のワイン完成(予定)※1 2010年世界農林業センサスデータ※2 ブドウの品種、ヤマブドウとワイン用品種を交配したブドウ広報にほんまつ 2013. 123ふくしま農家ふくしま農家の夢ワイン夢ワイン特集 元気な地域づくりふくしま農家の夢ワイン〜一房に掛けた思い 一滴に込めた夢〜全国では、約40万ha(※1)の農地が耕作放棄地となっています。耕作することをやめてしまい年月が経過し荒れた農地を元に戻すことは、容易なことではありません。夢ワインでは、耕作放棄地にブドウ(ヤマ・ソービニオン)を栽培することで、農地を再生する取り組みを行っています。今後耕作放棄地となりそうな畑にもブドウを栽培しています。また、東和地域ではタバコの栽培が激減していることから、タバコの代替作物としてブドウの苗を植える試みも行っています。夢への礎その1農地の利用・農地の再生 今回、9月に収穫が行われたブドウ畑(右写真)も、耕作放棄地を再び耕し、ブドウの苗を植えることで畑としてよみがえらせたものです。ヤマ・ソービニオン(※2)は、野山に自生しているヤマブドウの交雑のため病害虫にも強く、それ程手間を掛けずに育てることができる品種だと思います。うまく育てれば無農薬でも育てることができ、初めて栽培するには適した品種と考え選びました。また、ワイン用品種のカベルネ・ソービニオンとの交配でもあるため、味もしっかりしています。出来上がってくるワインがどのような味になるか今から楽しみです。ふくしま農家の夢ワイン関 元弘 さん

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