広報にほんまつNo.109
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広報にほんまつ 2014.1272年間の実習授業を生かして高校生活は夢をかなえる第一歩安達東高校 3年齋藤 友梨香さん 2年生からはじまった畜産の授業。充実した2年間でした。特に今年の養蜂実習は貴重な経験となりました。 将来は、動物の飼育に関する仕事に就きたいと思っているので、夢をかなえるための第一歩として畜産を選択しました。授業を通して、動物を相手に冷静に判断し行動する力が身についたと思います。畜産の授業を選択してよかった安達東高校 3年北山 紗雪さん 畜産の授業が始まったばかりの頃は、作業などが大変でつらいと思った日もありましたが、今では畜産の授業が好きで、選択してよかったと思っています。 卒業後は、農業とは関係のない道に進みますが、畜産の授業で学んだこと、経験したことを生かしていければと思っています。畜産について、さらに学びたい安達東高校 3年長谷川 哲史さん 先生たちに指導いただき、今年の農業鑑定競技の県大会で優秀賞を受賞することができました。 受賞を機に、畜産にますます興味が湧きました。4月からは農業短期大学校に進学する予定なので、畜産について、さらに学びたいです。将来は酪農関係の仕事に就けたらと思っています。 指導に当たる先生に、実習の授業で苦労している点をお聞きしたところ「苦労らしい苦労はありません。」との言葉が返ってきました。 安達東高校の生徒は、実習の授業に積極的に取り組む生徒が多く、農業コースを選択する生徒も意欲的に実習の授業に参加する生徒ばかりだからそうです。力仕事も笑顔でこなす生徒たちの姿が印象的でした。 伊藤先生の言葉にもあったとおり、農業コースを選択している生徒の中にも、高校卒業後は農業に関係しない仕事や農業関係以外の学校に進学する生徒もいるそうですが、高校での農業学習を通して得た経験や知識は人生のさまざまな場面で必ず役に立つことでしょう。 これから社会に羽ばたいていく生徒たちが、二本松市の農業の振興、そして地域の活性化の力となっていきます。

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