広報にほんまつNo.120
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広報にほんまつ 2015.113 世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」は、旅行者からの口コミをもとに、昨年6月から今年5月までの投稿数などを独自の算出方法で集計。旅行者が‶行ってよかった"と思えた日本の城の中で二本松城跡が13位に選ばれました。  トップ20の中には、熊本城や姫路城など全国の名だたる城が選ばれており、県内では唯一、関東以北では二本松城跡の他、青森県の弘前城が15位にランクインしているのみです。 天守閣はないけれど、石垣に魅力を感じる旅行者の口コミも多く「石垣の博物館」「春は桜、秋は紅葉と季節ごとに楽しめる」といったコメントが寄せられ、二本松城跡の良さが評価されています。「行ってよかった!日本の城ランキング2015」 第13位デザイン/久納 延公絵 /大槻 家氏フジ棚霞 池霞ケ滝七ツ滝布袋滝洗心滝丹羽神社新城舘アジサイ二段石垣空堀・土塁オオウバユリ群生地●❹●❻●❼●❽●❾●●●●●❺搦からめて手門もん裏門。今は門台石垣と門柱礎石のみが残る日影の井戸千葉県印西市の「月影の井戸」、神奈川県鎌倉市の「星影の井戸」と共に日本の三井戸といわれる❽土井晩翠歌碑旧会達製糸会社の社歌を作詞した晩翠は、昭和24年に発表会のため来松。花吹雪の中を散策し、その情景を詠んだ歌が、歌碑として残っている❾智恵子抄詩碑~あれが安達太良山、 あのひかるのが阿武隈川~「樹下の二人」「あどけない話」の一節を、大小一対の「牛石」に、高村光太郎直筆の銅版をはめ込んでいる。自然石の「牛石」は築城の際にいけにえにした牛が石に化したものという伝説がある本丸跡室町時代は奥州探題職・畠山氏の居城。のち会津領時代に蒲生氏、加藤氏により石積みで築造。平成5年から約5億3千万円、2年におよぶ歳月をかけ石垣の全面修築復元工事が行われた少年隊の丘昭和43年命名。橋本堅太郎氏の父であり彫刻家であった橋本高昇氏制作のブロンズレリーフ「二本松少年隊奮戦の図」や顕彰碑が建つ

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