広報にほんまつNo.142
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2広報にほんまつ 2017.9声こえノ音おとモノケドつもお世話になってます。朗読サークル『ひばり』の松田です。今日、新しい広報3部、取りに伺いますので、よろしくお願いします。」 毎月、新しい広報が出来上がるとすぐ、朗読サークル『ひばり』さんから秘書広報課に電話がかかってくる。職場に異動したばかりの頃は、どんな活動をしているサークルなのかとても疑問だった。広報が印刷会社から届く日を、間違いなく知っているんじゃないかと思うくらい早く広報を受け取りに来る。職場の先輩に聞いてみると、「広報にほんまつ」を音訳し、視覚障がいがある方へ、カセットテープやCDにして配っているサークルだと聞いた。 毎月、30ページ前後ある広報紙を、本文はもちろん、広告欄、掲載されている写真の様子、説明で使っている円グラフまで、すべて言葉にし、声にして伝えている。 声の広報を届け続けて20年。「今年で21年目を迎えるけど、長かったようで、あっという間だったかな。」と笑って話す朗読サークル『ひばり』代表の松田さん。今回は、朗読サークル『ひばり』さんの活動を追いながら、障がいがある人もそうでない人も、共に生きる社会を考える。声の広報届け続けて20年「い

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