広報にほんまつNo.144
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3Nihonmatsu City Public Relations, 2017.11, Japan無くならない被害悪質業者の前では誰もが被害者予備軍被害に遭わないために、被害の状況を知っておきましょうだまされないで!悪質商法・詐欺 悪質商法や詐欺の手口は、日々巧妙化しています。最新の手口を知り、いざというときに「おかしいぞ!」と疑い気づけるようにしておくことも、被害に遭わないための一つの方法です。その1 買え買え詐欺A社からもうけ話のパンフレットが届き、後日B社から電話で「届いた人しか買えない。後で高値で買い取る」と購入を勧められ購入すると、B社には買い取ってもらえず、しばらくするとA社・B社とも連絡が取れない状況に。その3 押し買い(悪質な訪問販売)「鑑定は無料です」などと、言葉巧みに買い取り業者が家を訪ね、高価な貴金属や着物などを不当な安い値段で買い取る。一度渡った品は簡単には取り返せないので、注意が必要。その2 送りつけ商法「以前申し込みいただいた商品をお送りします」との電話。「申し込んだ覚えがない」と断っても一方的に商品と請求書などを送りつけてきて、脅迫めいた口調で支払いを迫る。その4 振り込め詐欺❶ いわゆるオレオレ詐欺「警察ですが、あなたの銀行口座が犯罪に使用されている」などと電話をかけてきて、銀行員を装った犯人がキャッシュカードや通帳を自宅に取りに来る。❷ 還付金詐欺市役所の職員を装い「お金が戻る」と電話がかかってくる。「今日中に手続きしないとお金が受け取れない」と急がせて、銀行やコンビニの現金自動預け払い機に誘導し、お金を振り込ませる。警察です。あなたの口座が危険。銀行の人にキャッシュカード渡して!昨年福島県内で3億831万円の被害二本松署管内では架空請求詐欺にご注意を 二本松警察署管内では、1月から9月までに1件の振り込め詐欺が発生しました。被害は300万円。警察官を装った詐欺です。 この他にも、被害相談を複数件受けていますが、警察署に届け出ていない潜在的な被害はもっとあると思います。特に今年は架空請求詐欺の相談が増えています。架空請求詐欺の手口も巧妙化し、口座に振り込ませるのではなく、コンビニエンスストアで電子ギフト券を購入させるといった方法に変わっています。 被害に遭わないためにはまず、どんな詐欺があるかを知ること、そして、もし自分だったらどうするか、普段から家族や近所の方と話し想定しておくことが大事です。とっさに冷静な対応は難しいですからね。警察官一人一人が詐欺防止の広報マンとして注意喚起を行っていますが、被害を未然に防ぐためにも、市民の皆さんと一緒に被害防止の輪を広げていければと考えています。警察署も身近な相談窓口として活用を二本松警察署生活安全課 紺野 久美子 氏f i l e01待って~全部で千円銀行でーす

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