広報にほんまつNo.152
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14広報にほんまつ 2018.7提案された主な議案  市議会6月定例会は、6月12日に招集され、26日までの15日間を会期に開催されました。  提案された主な議案についてお知らせします。国民健康保険の現況、および条例の一部改正、補正予算について本市の国民健康保険の現況については、被保険者数が減少している一方で、被保険者1人当たりの医療給付費は増加しており、依然として厳しい財政運営となっています。 しかし、平成29年度の決算見込みでは、医療費適正化事業や国保保健事業への積極的な取り組みもあり、国からの支出金が増額交付され、かつ、医療給付費が低く抑えられたことなどから、健全な財政運営を図ることができたところです。 また今年度より、将来にわたる国民皆保険を堅持するため、市町村に加え都道府県も、国保の保険者となり財政運営の責任を担うこととなりました。今回の国民健康保険税条例の一部改正は、この制度改正に伴う規定の改正と、決算見込み額の確定等による国保税率の改正などが主な内容です。補正予算については、被保険者の負担を抑制しながら、将来的な財政事情への備えも勘案した措置となりました。 歳出予算では、過去の実績および被保険者数の推移等を勘案しながら、医療費の所要額を推計し、保険給付費は当初予算と比較すると、1055万1千円の減額となりました。また今年度からの制度改正により、県へ支払うこととなった国民健康保険事業納付金は、金額が確定したことにより952万4千円の減額となり、過年度分の国等への償還金は、8600万4千円の増額となりました。 歳入予算では、保険給付費にかかる県支出金が933万2千円の減額となりました。 これらの算定基礎に基づき算出した結果、国保税の総額は11億3522万1千円(当初予算と比較して1億2268万7千円の減額補正)となり、歳入歳出予算の総額は59億6250万2千円(当初予算と比較して3億5698万9千円の減額補正)となりました。一人当たりの税額については、医療分と後期高齢者支援金分合わせると、前年度比で5633円(6.2%)の減額となり、一世帯当たりの税額でも、1万1461円(7.6%)の減額として、議会へ提案されました。一般会計の  主な補正予算 歳入歳出それぞれ1億2521万5千円を追加し、予算総額を355億5168万2千円とするものでした。主な歳出補正内容は次のとおりです。市議会議員22議席決まる  任期満了に伴う二本松市議会議員一般選挙は、去る6月3日に投票が行われ、市議会議員22人が決定しました。  任期は、平成30年7月1日から平成34年6月30日までの4年間です。市民の代表として選ばれた市議会議員を紹介します。(敬称略・立候補届出順)・小野 利美(平石高田)・本多 勝実(小浜)・佐藤 源市(針道)・小林  均(休石原)・加藤 建也(永田積内)・平栗 征雄(智恵子の森)・野地 久夫(下川崎)・安齋 政保(上川崎)・坂本 和広(本町)・佐藤  有(蓬田)・佐藤 運喜(油井)・本多 俊昭(舘野原)・平塚與志一(錦町)・堀籠 新一(杉沢)・齋藤  徹(本町)・鈴木 一弘(中町)・熊田 義春(原セ才木)・菅野  明(杉沢)・斎藤 広二(油井)・佐久間好夫(太田)・平  敏子(茶園)・石井  馨(木幡)▼地域振興整備基金積立金の増額1250万円▼宝くじの収益金を受けてのコミュニティ助成事業補助金の増額1710万円▼国保本算定に伴う基盤安定繰出金の増額4700万円▼再生可能エネルギー推進事業の増額620万7千円▼農業6次産業化を推進するための地域おこし協力隊員設置費の増額299万9千円▼東和小学校・中学校備品購入費の増額200万円▼公共土木施設災害復旧事業費の増額3260万円 市議会 市議会 市議会 市議会 市議会 市議会 6 6 6 6 6 6月定例会月定例会月定例会

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