広報にほんまつNo.152
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Nihonmatsu Event & NewsNihonmatsu City Public Relations, 2018.7, Japan35戊辰戦争「二本松の戦い」で、城下に迫る新政府軍を迎え撃つべく、出陣を志願した12歳から17歳までの62人の少年たちが、大壇口をはじめ各地で奮戦し、14人が若い命を可憐に散らしました。戊辰戦争後“賊軍”の汚名をかぶされ、ひたすら沈黙を通し続けてきた旧二本松藩士たちは、1917年に戊辰戦没者の50回忌法要を執り行います。このとき、当時の二本松町助役であり、戊辰戦争に木村銃太郎門下生として大壇口に14歳で出陣した水野好之(当時の名前は進)が、『二本松戊辰少年隊記』と題した回想録を作成し、参列者に配布しました。このとき初めて名付けられた二本松少年隊。彼らをしのび、二本松少年隊顕彰祭・墓前祭を開催します。顕彰祭 日 時 7月28日(土) 10:00~ 場 所 県立霞ヶ城公園千人溜(二本松少年隊群像脇)     ※雨天時は二本松北小体育館 内 容 二本松剣友会による日本剣道形のほか、市内小学校児童による舞踊・居合・剣舞などの披露墓前祭 日 時 7月29日(日) 10:00~   場 所 大隣寺少年隊供養塔前 内 容 市内小・中学生の代表者による、二本松少年隊にちなんだ作文発表など講演会 日 時 7月29日(日) 11:30~   場 所 大隣寺本堂内 内 容 (仮)「戊辰から150年。今、想うこと」と題し、丹羽家18代当主・丹羽長聰氏による講演が行われます。 ◎問い合わせ二本松少年隊顕彰会事務局(観光課内)☎(55)512204 二本松少年隊顕彰祭・墓前祭・講演会   二本松を守るため、可憐に散った“若き少年たち”をしのんで▲ 戊辰戦争で戦死した、二本松少年隊士14人と隊長・副隊長の供養塔が、丹羽家菩提寺の大隣寺境内にあります『日本の禍機(かき)』や『入來文書(いりきもんじょ)』などの論文で知られる世界的な歴史学者・朝河貫一博士。博士は1873(明治6)年、二本松藩士として戊辰戦争の最前線で戦い、辛くも生き延びた朝河正澄の長男として、二本松町下ノ町新長屋(現在の二本松市根崎)で生まれます。今年の8月11日は、博士の没後70年を迎えます。これを機に、博士が生前にたどった道を、写真などで紹介するパネル展を開催します。 日 時 8月4日(土)~12日(日)     9:30~17:00 ※最終入場は16:30     ※4日は10:00開場 場 所 市民交流センター3階 市民ギャラリー 展示物 朝河貫一博士ゆかりの地の“写真”や“映像”のほか、安達ケ原ふるさと村先人館に展示している“博士が使用していた遺品”など 入場料 無料     ◎問い合わせ文化課文化振興係☎(55)515405 「朝河の道」パネル展を開催します   朝河貫一博士がたどった道を、写真などで紹介◀ 貫一博士が幼少期を過ごした、現在の福島市立子山にあるお寺に保存されている、4歳当時の博士の落書き

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