広報にほんまつNo.162
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お店の一押しメニューである「火鍋」(2人前2980円~)は、肉や野菜を軽くスープで煮てからタレをつけて食べる、鍋としゃぶしゃぶの中間のような料理。本場の中国・重慶から教えてもらったレシピで、辛いスープは1辛から5辛まである。おすすめはラム肉と牛肉。 【お店の住所:本町2-197】その道一筋48年。寿司職人の修行を積んだ齋藤正幸さんは、昨年12月4日に、霞ヶ城公園を望む郭内地内に念願の自分の店『すし伝』を開きました。 自分の店を持ちたい、と商工会議所に相談していたところ、市の空き店舗等活用事業補助を紹介され、後押しとなりました。「この補助金制度がなければ、店を持つことはできなかった」と語ります。 齋藤さんのこだわりは「食材」。新鮮な魚介類は毎朝市場に出向いて直接仕入れており、米も選りすぐりの福島県産米を使用しています。職人の経験と勘で、良い食材をすぐに見分けることができるといいます。 「寿司店は敷居が高いイメージがあるかもしれないが、ランチメニューやお子さまセットもあるので、気軽に立ち寄ってほしいです」と齋藤さんは話します。 今後の抱負を伺うと、「まずは地元の人に愛される店を目指したい。それから少しずつ、多くの人に知ってもらい足を運んでもらえるよう頑張りたい」と意気込みを語ってくれました。まずはアクションを起こさないといけない。オーナーである桑原三夫さんは、今年3月17日に、二本松駅前に本格的な中華料理を味わえるお店『你好飯店』をオープンさせました。 中途半端では飽きられてしまうため、本格的な中華料理店を目指しました。店長を含むスタッフは全員中国人で、食材や調味料・レシピは本場中国のものを取り入れています。店内には中国から仕入れた装飾品が飾られ、まるで中国に来たかのような気分が味わえます。 一方で、店舗の内装や設備等は全て地元業者を利用しています。そこで人と人とのつながりが生まれ、地元から愛される地域密着型のお店を目指していると桑原さんは言います。お店のアイデアを語ったり、市の補助金制度を知ったのも、地元の団体や商工会議所などとの交流の中からでした。 今後の抱負を伺うと「日本人に中国の食文化を伝えながら、二本松を活気づけ、身も心もホットになっていただける店にしたい」と話してくれました。お店の一押しメニューはちらし寿司のランチセット(1296円)。普通のちらし寿司とは違い、お皿の中央に酢飯を置き、その周りに大根のツマに載った刺身が配置されたオシャレな一品で、刺身本来の味を楽しめる。味噌汁、サラダ、デザートが付いてお得なセット。 【お店の住所:郭内3-313-5】あだたらの生乳を100%使用したソフトクリーム「きよミルク」(500円)は、生クリーム・植物性油脂は使用していないが、とても濃厚な味わい。添加物も一切使用していないため口溶けが柔らかで、低温殺菌製法のためお腹も壊しにくい。  【お店の住所:西町2-1】大好きなソフトクリームで、大好きな福島を元気にしたい。一から猛勉強し、飲食店で働く経験も重ね、今年3月28日に杉田地内に『あだたらのちち』をオープンさせた千葉清美さん。 同じ気持ちを持つ人たちと思いを共有したい、と起業セミナーに参加するようになり、そこで市の創業者を支援する制度を知りました。同時期に知人から実家の空き店舗を利用しないか、と誘いがあり、お店をオープンすることを決意したそうです。 おいしいのはもちろん、安全・安心で体に優しいソフトクリームで地域を元気にしたい。夢の一歩を踏み出した千葉さんに今後の抱負についてお聞きしました。「現在は店舗で製造したものを大玉村の『あだたらの里直売所』で販売していますが、店舗でも販売を始められるよう準備を急ピッチで進めています。自家製コーンや地元産フルーツのトッピングなど、メニューを工夫していきたいです。また店内にイートインスペースを設けて、地域の人たちが気軽に集まれる場所にしていきたいです。」3Nihonmatsu City Public Relations, 2019.5, Japan

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