市議会だより 第27号
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7常任委員会報告机上審査の様子問 子ども医療費の助成について、県内のどこの市町村でも、受給者証があれば窓口無料となるのか。答 現状では各医師会との契約があるため、市外の医療機関ではこれまでの手続き同様、後から償還払いとなる。問 最優先に進める妊婦・子どものいる世帯の除染について、事業者組合に一括して発注されるということであるが、一括発注と別に個人除染といった例外的なやり方を認めてしまうと、事業を効果的、効率的に進める上で問題があるのではないか。答 個人除染については、現在検討中であり詳細は未定である。指摘の事項については十分に配慮し、対応したい。問 現在の市の体制で、住宅除染作業の事務処理の対応は困難ではないか。人的体制整備に向けた対策は。答 現在の体制では、今後の事務処理の対応が難しい。対策として、市役所内での応援協力体制づくりと、外部からの臨時的雇用などを考えている。事業執行に支障のない体制構築に向け、人員確保に努めたい。問 今回追加となる塩化カリウム肥料について、各水田への配分量はどのようになるのか。また、肥料の配布の方法は。答 放射能の吸収抑制対策としての塩化カリウムは、米の緊急調査で4区分した地区それぞれの施用量を県と協議し、面積に応じて決定した。地区毎の施用量の目安については、農家の皆様に対する広報紙でお知らせしたい。肥料の配布については、肥料業者に協力をお願いしたいと考えている。問 米の全袋検査の人件費と吸着アーム購入費用については、本来市が負担すべきものではない。県との協議の中で、費用負担等についての協議はなされているのか。答 全袋検査の人件費、吸着アーム購入費用については、県との協議の中で、補助対象として弾力的に対応したいという話がされており、今後、市の負担が減額となることが考えられる。問 米の全袋検査機械は一日あたりどの程度稼働させるのか。また、実際に検査は何日程度かかるのか。答 検査機械の処理速度を1分間に4袋とし、一日8時間稼働させると想定して、今年の市の米の予想収量を基に計算すると、約25.3日かかる。実際には米の移動等の時間も含め条件が変わるためこれより延びるが、できるだけ年内に検査を終わらせたい。問 畜産業における草地除染について、岳山麓地域では、表土の下は石が多く含まれ、反転耕で効果があるのか疑問。混ぜるよりも今なら表土を剥ぐことで済むのではないか。答 草地除染の方法については、環境省のマニュアルに沿った県の技術指導で行うことになる。表土をはいだ場合には、その土を仮置きする場所がないため難しい。6月定例会で市民産業常任委員会に付託された議案議案第51号専決処分の承認を求めることについて(二本松市税条例及び二本松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について)議案第52号福島県後期高齢者医療広域連合規約の変更について議案第53号二本松市印鑑の登録及び証明に関する条例及び二本松市出産祝金支給条例の一部を改正する条例制定について議案第55号二本松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について議案第56号二本松市東日本大震災による被災者に対する市民税等の減免に関する条例の一部を改正する条例制定について議案第57号二本松市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について議案第60号平成24年度二本松市一般会計補正予算議案第61号平成24年度二本松市国民健康保険特別会計補正予算議案第62号平成24年度二本松市工業団地造成事業特別会計補正予算市民産業常任委員会審査報告市民産業常任委員会審査報告 6月11日に付託された各議案は、6月14日から18日の3日間、詳細な審査が行われ、最終日の本会議で、菅野明委員長から審査の経過と結果が報告されました。報告された審査の主な内容をお知らせします。

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