市議会だより 第28号
9/14

9一般質問問問答答❶個人積算線量計の配布状況と今後の対策は。❷山林の除染、国では30年間で実施の方針だが、市ではどうするのか。❶乳幼児、小中学生、妊婦の該当者7,633人全員に、高校生及び40歳以下の女性は、希望者548人、合計8,181人に配布した。回収は76.1%、6,226人分を分析し測定値の平均が2カ月で0.2から0.25ミリシーベルトだった。今後は、数値の高い方には、詳細な聞き取り調査を実施する。❷現在進めている生活圏から20メートルの範囲を優先に、市街地や住宅密集地に隣接する森林の枝打ち、堆積有機物の除去を中心に行う。髙 橋 正 弘[あぶくま会]❶原発事故による放射線量と健康対策について❷山林・森林、原野等の除染について問答❶反転耕等の作業状況とその効果は。❷かすみが丘・まつが丘保育所は長期総合計画の中でどのような位置付けで、今後どう進めるのか。また、現在の保育所に駐車場拡幅は考えられないか。❶畜産対策について、堆肥処理の見通しはどうなっているか。❷アメリカのオスプレイ沖縄配備と、全国各地での低空飛行訓練に反対の声が上がっている。計画では、本市阿武隈山地上空が「グリーンルート」とする訓練ルートになっている。市民の安全を守るため、オスプレイの配備と市内上空飛行に「反対」の立場を国に示すべきでは。❶除草、空間線量の測定、土中放射性物質測定、土壌改良剤の散布、反転耕、土壌成分分析、砕土、堆肥散布、耕転、空間線量測定、土中放射線量測定、播種・鎮圧、土壌成分分析をする。反転耕を行った場合、88%から95%低減した。❷今後の進め方は、平成24年度に位置選定、25年度に基本計画、実施設計、26年度に建設、27年度に施設開所を行う。駐車場の拡幅は用地の確保が困難なため考えていない。❶8000ベクレル超の堆肥・稲わらの一時保管は平成23年事業分はほぼ終了し、残分は24年度事業として10月中には終了予定。400から8000ベクレルまでの処理は、市での処分とされているが方法が確立されていない。原則、農家毎の一時保管で当面行い、費用は県農業系汚染廃棄物処理事業補助金を活用することで協議する。❷国民の懸念に可能な限り応え、安全性の確認ができない限り日本での飛行運用はすべきでない。深 谷 勇 吉[真誠会]菅 野   明[日本共産党二本松市議団]❶牧草地の除染について❷旧二本松の保育所について (かすみが丘・まつが丘保育所)❶原発事故対策について❷市長の政治姿勢について草地除染作業の様子個人積算線量計

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です