市議会だより 第36号
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4特別委員会報告平成25年度各会計決算を認定 平成25年度の一般会計、特別会計及び企業会計決算は、第7回市議会9月定例会に上程され、9月8日に議長及び議会選出の監査委員を除く24人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、五十嵐勝蔵委員長、菅野明副委員長のもと、9月17日から19日の3日間にわたり、施策の重点事項に掲げた施策の目標ごとに、主な事務事業について、事業の成果・効果を主眼に総括審査を行い、また、19日から24日の3日間にわたり、4つの分科会を設置し、各分野ごとに重点的に検証を行う事業を選定した詳細審査を行いました。分科会での質疑終了後には、委員による討議や事業の成果・効果等の事業評価も行いました。 地方の財政環境が一段と厳しさを増す経済情勢を踏まえ、委員会審査及び分科会審査では25年度の行財政運営の実績や各施策の効果・成果などについて活発な議論を交わし、全会計の決算を認定しました。決算審査特別委員会決算審査の概要決算審査の概要総括審査主な事務事業について、事業の成果・効果を主眼に各部ごとに審査いたしました。  総務部問実質公債費比率が以前に比べ改善しているが、改善の要因と今後に向けた考え方は。答繰り上げ償還や、有利な利率の起債に借り替えを行った結果である。今後も同様に、有利な起債への借り替えや事務改善を行い、更なる公債費比率の改善に努めたい。  市 民 部問防犯対策事業での防犯協会活動費補助について、補助額が少ないと思われるが、成果をどうとらえているのか。答各地区において活動していただいており、防犯面での成果は挙がっている。なお、補助額については、今後の検討課題としたい。  福 祉 部問高齢者等生活支援事業での介護者激励金について、事業効果をどうとらえているのか。答家族介護者への激励を行い、意識高揚を図ることで、介護給付費の削減に役立っている。産 業 部問観光立市推進事業での、ふくしまディスティネーションキャンペーン推進事業補助の内容と、現在の事業目標達成率は。答はっぴ・のぼり・パンフレット等を作成しPRを行うなど各団体が事業に取り組んでいる。事業の進捗率の算定は難しいが、事業の目標については、ディスティネーションキャンペーンを機会に、現在220万人の観光客の入り込み数を、震災前の270万人に戻すことを目標としたい。  建 設 部問 茶園の市営住宅建て替え事業において、土地購入が行われたが、同敷地内での建て替えということではないのか。また、事業の進捗率は。答 土地購入については、道路拡幅分を見込み宅地や駐車場用地を取得したもの。事業の進捗率は、完成戸数で言えば、40戸の建設計画のうち8戸が完成しているため2割。  教育委員会問 学習指導法改善事業での中学校の柔道授業における外部講師の指導状況と成果は。答 講師3名が、一人当り140時間から160時間、全ての授業で指導を行った。技術の習得や安全面の確保など大変役立った。  上下水道部問 二本松市上水道事業アセットマネジメント業務委託で得られた更新計画(施設修繕計画)等を具体的にどう生かしていくのか。答 施設の修繕は、その施設の老朽化の年次に応じ、バランスを見ながら対応する予定。なお、新年度予算編成にも反映させていきたい。4つの分科会を設置し、重点的に検証を行う事業を選定し審査。委員による討議や事業の成果・効果等の事業評価も実施いたしました。総務分科会 8事業を重点検証事業に選定し審査。『市民との協働・地域振興事業の推進』 討議において、「4地域の均衡ある発展のため今後も継続すべき事業である。事業の本来の目的である『市民との協働による地域特性を活かしたまちづ分科会審査(詳細審査)

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