洗心亭

洗心亭

種別

有形文化財 建造物

指定年月日

平成16年3月23日

所在地

二本松市郭内3-232

所有者(管理団体)

二本松市

概要

木造かや葺き、寄棟平屋造り。霞ヶ城址内の西側中腹に東面して建ち、座敷の北側には小庭園を配し、眺望にすぐれる。床、棚、書院を付す北端の6畳の座敷のほかに2室を伴列し、東と北にぬれ縁を回し、背面に便所、浴室などを備えている。せがい風な小天井をはじめ、垂木(たるき)、丸桁、諸造作、建具など数寄屋風な手法で首尾一貫している。
建築と沿革については、明治年間に安部井磐根の残した『洗心亭記』によるほかない。その記録によると、城内にいくつかあった茶亭のひとつ「墨絵の御茶屋」が天保8年(1837年)に後方の崖崩れのため、阿武隈川畔地蔵河原に移築され、藩主の釣茶屋として利用していた。戊辰戦争による城内焼失後、旧藩士の授産などの事情で山田脩(双松館主)の管理に委ねられ、明治40年(1907年)城内の現在の位置に再移築され、庭園内施設のひとつとして復原された。
また、『安井時瞭覚書』の延宝7年(1679年)の項にすでに当茶屋の存在が記されていることから、創建時代は17世紀中頃と推定される。
主要部は良質の杉、造作には桜や欅など適材を選んで雅致に富んだ表現であるが、再度にわたる移築によって差し替えられた部材も少なくなく、また背面の浴室などに改造、増築が見られるのは惜しまれる。

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