広報にほんまつ No.86
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新年あけましておめでとうございます。皆様方には、新春をお健やかにお迎えのこと心からお慶び申し上げます。常日ごろ、市政に対する温かいご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。私も議長に就任以来、市政の伸展と円滑なる議会運営に力を注いでまいりました。市民の皆様方から寄せられました温かいご指導やご厚情に対しまして、深く感謝申し上げます。平成二十三年三月に発生しました東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所の事故は、現在においても市民生活に大きな影響を与えております。特に、原発事故は、市民の健康、生活の面での影響が懸念され、市内の全ての産業・経済に甚大な影響を及ぼしており、一刻も早い収束は、全ての市民の願いであります。放射性物質の除染を早期に行い、市民の皆様が安心して暮らせる生活環境を回復させる必要があります。そして、市民生活が震災前以上の元気・活力を備えることができるよう、復興事業に取り組んでいかなければなりません。様々な課題もありますが、ふるさと二本松市の再生と、さらなる発展に向けて引き続き市民の皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。昨年は、東京スカイツリーの開業、ロンドンオリンピッ二本松市の早期復旧・復興を新年のごあいさつ二本松市議会議長クで過去最多のメダル獲得、iPS細胞で山中教授がノーベル賞受賞などの明るいニュースもありました。社会保障・税の一体改革関連法案が成立し、消費税が段階的に引き上げへ、衆議院が解散し総選挙が行われ政権交代がおこるなど、変化の年でもありました。本市など地方都市を取り巻く環境も一段と厳しさを増し、地方自治体の自立が求められております。二本松市の将来について、誤りのない選択、判断をするために、諸施策に建設的な提言ができるように、議論を重ね、活発で闊達な議会運営が行われるよう、時代に即応した議会を目指し、改革を進め、議員一丸となって研鑽に努め、市民の皆様の負託に応えていく所存であります。引き続き市議会活動に対しまして、市民の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。新春を迎え、市民の皆様の限りないご多幸とご健勝、一日も早い復旧・復興を心からご祈念申し上げまして、議会を代表しての新年のごあいさつといたします。  齋  広報にほんまつ 2013.1    藤 賢 一   !

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