広報にほんまつ No.116
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広報にほんまつ 2015.7JICA二本松は、今年で21年目を迎えました。二本松市にあるJICAの訓練所から世界の国々に派遣された訓練生は11,914人。二本松市に住んでいても、何をするところなのか、どういう訓練を受けているのか、JICA二本松の存在自体を知らない方もいるかもしれません。今回は、JICA二本松を紹介します。 活動分野(職種)もさまざまで、青少年活動、環境教育、幼児教育といった人的資源分野や看護師、助産師、保健師といった保健・医療分野、さらには農林水産、鉱工業などがあります。居 住費 通常、受入国政府が住居を提供してくれますが、国によっては適当な住居の提供がない場合があります。その際、現地生活費とは別に居住費が支給されます。国 内手当 帰国後の社会復帰に必要な経費に充てるため、手当が支給されます。 ※支給には一定の条件があります。中東地域アフリカ地域アジア地域大洋地域中南米地域帰国後は日本の地域社会の様々な課題に取り組む日本が持つ技術や経験を伝える人々と直接触れ合い現地の人現地の人々と直接触れ合い相互理解を深める JICAボランティア事業の目的は、開発途上国と日本の人々との絆を深め、国際社会の平和と発展に貢献し、これを通じて日本の平和と繁栄につなげることです。JICAボランティアには、主に青年海外協力隊とシニア海外ボランティアがあります。 訓練所では、派遣国での活動に必要な知識や技術を学びます。特に、語学の時間は1日の研修時間の中で半分以上。教室に入るとその言語しか使ってはいけないというルールもあるそうです。JICAボランティア事業の目的JICA訓練所は全国に2カ所だけ JICAボランティアは派遣国へ赴任する前に訓練を受けます。訓練所は、二本松市と長野県駒ヶ根市の2カ所にあります。このことが縁となり、駒ヶ根市と友好都市を結んでいます。 二本松訓練所では、主にアジア・中東・アフリカへ派遣される方、駒ヶ根訓練所では、主に中南米・大洋州地域へ派遣される方が訓練を受けます。受入国と活動分野 青年海外協力隊は、世界88カ国(マラウイ、モロッコ、マレーシア、ホンジュラス、パプアニューギニアなど)へ派遣されています。待遇や帰国後の支援 JICAボランティアの活動は自発的参加の精神に基づくとはいえ、訓練生の待遇が気になるところです。どのような支援があるのでしょうか?主なものは次のとおりです。現 地生活費 現地での生活費として、国ごとに定められた金額(1カ月285〜755米ドル程度)が支給されます。世界に 笑顔を ひろげる シゴトJICA二本松を知っていますか?

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