広報にほんまつ No.131
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対策地域内廃棄物処理(国直轄処理)災害廃棄物(国代行処理)安達地方だけ、事業が進んでいない状況にあります。指定廃棄物処理(国直轄処理)1.5t/日参考伊達市H27.4月〜H27.5月〜H27.4月〜H27.4月〜7t/日H26.12月〜H28.2月H28.1月〜H27.6月〜私たちの生活環境を原発事故前に戻すには、一日も早く可燃性の廃棄物を取り去らなければなりません。そのためには、専用の焼却施設を整備して迅速に処理し、容量を減らした上で、浜通り地方に整備される最終処分場や中間貯蔵施設へ運び出す必要があります。これを可能にするのが「可燃性廃棄物減容化事業」です。この事業は、農林業系廃棄物の処理を担当する国(環境    −−−−省)と、除染系廃棄物を所管する安達地方3市村および広域行政組合が共同で推進するもので、本市を含む安達地方の真の復興を着実に成し遂げるためには、この事業は必要不可欠なものとなります。福島県内の各地方では、安達地方と同様に可燃性廃棄物処理の問題に直面していました。しかし、それぞれの市町村等の取り組みが進み、仮設焼却施設が完成もしくは建設中のところが多く、地域によっては処理が完了したところもあります。(16〜17ページの地図および左表の通り)仮設焼却炉の必要性県内各地方の状況仮設焼却施設の設置状況立地場所南相馬市浪江町双葉町大熊町富岡町楢葉町川俣町葛尾村田村市川内村安達地方※ 排ガスは高性能の集じん装置(バグフィルタ)で処理し、放射性セシウムが付着したばいじん(細かな灰)を除去します。※ 排ガスの冷却に使用した水は、排ガス(100℃以上)中で水蒸気となり、集じん機で処理された後、煙突から出ていくため、施設からの排水はありません。処理能力200t/日300t/日200t/日建設工事準備中処理実施中500t/日200t/日建設工事中200t/日処理実施中既存の処理施設にて処理中処理終了処理実施中処理実施中処理終了処理実施中処理実施中7t/日5t/日240t/日570t/日80t/日200t/日処理能力飯舘村相馬市広野町南相馬市立地場所田村市・川内村60t/日120t/日(想定)今回方針決定90t/日郡山市鮫川村130t/日バグフィルタ2段設置進捗状況処理実施中処理実施中進捗状況建設工事準備中処理終了(H26年度から福島県が焼却処理を継続)処理終了処理実施中※ 除染廃棄物処理のため、伊達地方衛生処理組合が設置・運営環境省が設置した仮設焼却施設のモニタリング結果排ガス立地市町村処理能力南相馬市200t/日浪江町300t/日富岡町500t/日葛尾村200t/日川内村飯舘村小宮地区5t/日飯舘村蕨平地区240t/日郡山市90t/日H25.9月〜H26.3月鮫川村1.5t/日H25.7月〜H27.7月相馬市570t/日H25.1月〜H26.11月広野町80t/日処理期間(試験期間含む)H26.11月〜Cs134・Cs137(Bq/m3)不検出不検出不検出不検出不検出不検出不検出不検出不検出不検出不検出※ 放射能濃度測定方法ガイドラインに基づく月1回以上の測定を実施※検出下限値は2Bq/m3減容化事業はなぜ必要なのか

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