広報にほんまつ No.131
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排ガス対策交通対策モニタリング運営協議会の設置この事業の予定地については、二本松市内や本宮市・大玉村を含む安達地方全域を対象に、行政区長、各種団体の皆さんなどを通して、公有地、民有地を問わずに広く情報の提供を求め、候補地を探しました。最終的に数カ所に絞って環境省と市などで慎重に検討した結果、立地の諸条件を満たす場所として「東和地域・熊ノ久保」のエリアを予定地として決定しました。この決定に当たっては、東和地域の市民の皆さんのさまざまな考え、切実な思いがある中で、苦渋に満ちた中での決断となりましたが、この事業の持つ高い「重要性」「公益性」「安全性」を考慮し、大局的に判断させていただきました。この事業は、二本松市全体と安達地方共有の最重要課題であり、東和地域の市民の皆さんに多大なご心労をお掛けしたこと、そして深いご理解をいただいたことに対して、ばなりません。今後の事業推進に当たっては、東和地域をはじめとする市民の皆さんにご迷惑をおかけすることのないよう、万全を期する考えであり、特に東和地域の振興、活性化などについては、国とともに十分に意を用いてまいります。減容化事業は、家庭ごみの処理と同様に高性能の焼却炉・ 高性能のバグフィルタを採・ 24時間常時監視・ 搬送経路上の道路の狭い箇・ 通学時間帯等に配慮した搬・ 放射線空間線量率、騒音、・ 地元市民の代表(子どものに県内の各地方において先行して取り組まれています。この事業は、最先端の高い技術と信頼性に裏打ちされ、安全性が確立されています。本市の事業においても、次により万全の対策で進めることとしています。用し、より安全性を高めるために、このフィルタを2段設置・徹底した車両運行管理所の改良や誘導員配置送時間の調整振動、悪臭等のモニタリングの徹底と情報公開保護者代表を含む)、市、県、国が参加する協議会を設置し、施設の建設、運転、解体撤去および運搬に係る取り組み全般について、情報この事業の推進に当たり、安全、安心の確保を第一に、市民との信頼関係の構築、情報公開などについて、これまで幾度にもわたって強く国へ要請しており、今後も引き続き求めていきます。去る8月10日には、新野市長が環境省を訪問し、伊藤副大臣に改めて強く要請しました。またこれらを取りまとめ、国と「覚書」を取り交わしました。今後、覚書の内容に基づいて事業が実施されるよう、しっかりと確認を行い、安全安心を確保していきます。東和地域・熊ノ久保地区を予定地に安全性は確立されています国への申し入れ伊藤環境副大臣(写真㊨)に要請する新野市長          仮設焼却施設やその周辺は安全です東和地域の皆さんのご理解をいただき、建設予定地を決定しました

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