広報にほんまつ No.131
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市役所市民ホールで歌う子どもたちと、歌声に聴き入る来庁者▲受賞報告をする鈴木さん(左)と小泉教育長(右)▲白い曼珠沙華と安達ヶ原ふるさと村の五重塔▲阿武隈川の堤防法面一体に咲き誇る曼珠沙華 阪神大震災があった1995(平成7)年に被災地・神戸で生まれた曲「しあわせ運べるように」の歌詞を「福島」や「ふるさと」に変えて歌い継ぐ「福島しあわせ運べるように合唱団」は8月22日、市役所市民ホールで復興への思いを込めた元気な歌声を響かせました。 小学3年生から高校1年生までの約30人の団員は、夏休み中に練習に励み、8月21日には避難指示が7月に解除された南相馬市小高区を訪れ、住民から話を聞くなどして復興への思いを新たにしました。 市民ホールでは「しあわせ運べるように」や原発事故で散り散りになった小高中学校卒業生らの声を集めた「群青」など3曲を披露し、会場からは大きな拍手が送られました。19回いきいき長寿県民賞受賞句の道で活躍する鈴木澄枝さんが受賞8月1日、県文化センターにて、県と県社会福祉協議会催の第19回いきいき長寿県民賞を鈴木澄枝さん(杉田町)受賞し、その報告に市役所を訪れました。この賞は、いきいきと年齢を感じさせない充実した生きをしている高齢者をたたえるもので、今回は8人・2団が受賞しました。鈴木さんは大正11年生まれの94歳。昭和55年から現在にるまで杉田柊句会の会長を務める傍ら、平成17年から杉小学校の児童に俳句の指導を毎月ボランティアで行ってます。俳句の魅力について鈴木さんは「俳句は入りやすくて成りし」といわれ、詠む人自身の心が表れることが魅力だと話ます。これからのますますのご活躍を期待いたします。福島しあわせ運べるように合唱団」興の思いを歌い継ぐ達ヶ原ふるさと村やその周辺の魅力を高めるためにん珠じゅ沙しゃ華げの栽培面積で「日本一」目指す 安達ヶ原ふるさと村や隣接する公園、阿武隈川堤に曼珠沙華(和名は彼ひ岸がん花ばな)の花を植え、植栽面積本一を目指す「安達ヶ原ふるさと村の景観を良くる会」の第1回曼珠沙華まつりが、9月10日に開しました。同会は、客足が減少するふるさと村や周辺の魅力高め、地域活性化や住民の元気につなげようと、平地区の住民の皆さんや各種団体、企業などで平26年12月に発足し、昨年2月から球根やポットの植え付けを進め、現在は約5.5ヘクタールに約1万6千本が植えられています。栽培面積では、一に咲き誇る曼珠沙華で知られる埼玉県日高市巾着と並んでおり、最終的に約5.8ヘクタールを目指ています。曼珠沙華が新たな二本松市の観光資源となり、地そして市全体に活気がもたらされ、さらに市民のいの場となることが期待されます。

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