広報にほんまつ No.125
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「二本松市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定将来にわたって二本松市を持続していくために、「しごと」が「ひと」を呼び、「ひと」が「しごと」を呼び込む好循環を確立し、人口減少の解消を図るため「二本松市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。次の4つの基本目標を定め、民間とも協力しながら、さまざまな取り組みを進めていきます。本年度の取り組み事項は、平成27年度補正予算や平成28年度予算で措置しています。(2〜5ページに掲載)合併後十年の長期総合計画が終了し、「二本松を元気に!新5ヵ年プラン」がスタートしました。これまでの十年間の総合的な施策の方向性を継承しつつ、今後五年間のうちに優先的に解決していくべき課題について「選択と集中」をもって、より政策効果の高い事業を推進してまいります。計画では「子育て支援や定住支援による人口減少対策」「産業・観光振興による地域の均衡ある発展」「生涯スポーツと健康づくりの推進による健康寿命の延伸」という三つの重点事項を掲げ、新年度から鋭意取り組んでまいります。まず、「ママになるなら二本松」の冊子の中に多彩な子育て支援と定住促進のメニューを載せていますが、これをさらにバージョンアップさせます。また若者の定住促進策として、安達地区にある雇用促進住宅を市が買い取り活用する事としました。産業の振興策では、市内事業所等の人材育成補助、空き店舗改修費等補助、空き店舗者には創業者住居賃借料補助、創業支援の無料相談会の開催、そして好評であった商店等リニューアル事業は継続していきます。また市内就労を促進するために、にほんまつ産業交流フェアの開催、企業・事業所を紹介するガイドブックの作成をおこないます。観光・交流の促進では、台湾向けプロモーションの強化、海外向け観光PR映像制作、スマートフォン等で市内観光が楽しめる多言語対応ガイドマップシステムの導入、外国人観光客の受け入れ体制の整備等を行い、セブンイレブンと連携した日本初のインバウンドの取り組み成功に向けて努力します。農業では、高齢化、後継者不足、遊休農地や不作付地の拡大、風評被害、TPP問題等の難題を抱えていますが、国・県・市の補助メニューを有機的に結び付け、新しい農業の姿を模索していきます。これからの五年間は国の地方創生の波に乗り、「二本松市まち・ひと・しごと創生総合戦略」のもと、市民の皆さまと共に、農業、商業、工業、観光等、全てにおいてしっかりと新しい方向に舵を切り、さらなる「元気な二本松」を目◎問い合わせ…企画財政課地方創生推進係「新5ヵ年で目指すものは」報にほんまつ 2016.43月4日高宮祐樹選手来松2月28日に行われた東京マラソンで日本人最高位8位に入賞した本市出身(原セ諏訪)の高宮祐樹選手が入賞報告を兼ねて表敬訪問されました。オリンピック出場に向け努力を惜しまない高宮選手にエールを送ります。◯新  4  若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる若い世代も生きがいをもって安心して働ける仕事づくり市内へ新しい人の流れを生み出す元気に安心して暮らせる地域社会をつくる2月23日 台湾南部地震のお見舞い台北駐日経済文化代表処を訪問し、沈■■■■■■斯淳代表に台湾南部地震のお見舞いと市内33団体、個人の皆さまからの義援金を届けました。◯新2月18日  電気自動車無償貸与日産自動車株式会社が実施している「EVをもっと身近に!プロジェクト/電気自動車活用事例創発事業」により、電気自動車「e−NV200」1台が3年間無償貸与されました。◯新最近の活動を写真でお伝えします。総合戦略の基本目標

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