広報にほんまつ No.130
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守られる暮らしから守る暮らしへ平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、二本松市内でも家屋被害や電気・水道などのライフラインが停止するなど多方面に被害が及びました。こうした大災害の発生直後は、市役所や消防、警察等の防災関係機関が行える活動には限界があるため、市民の助け合いが欠かせません。災害時に落ち着いて行動するためには、日頃からの心構えと備えが必要となる他、自分の身は自分で守る(自助)とともに、地域の人との協力により助け合うこと(共助)によって、災害による被害を予防し、軽減することが大切です。郭内地区自主防災会は平成練や炊き出し訓練などを行い、災害が起きてもすぐに対応できるよう備えています。「自主防災組織」という言葉を聞いたことがありますか?〝自分たちの地域は自分たちで守る〟という意識のもと、災害による被害を予防し、軽減するための活動を行う自主的に結成された組織のことです。9月1日は「防災の日」です。郭内地区自主防災会の取り組みをご紹介します。地域の一人ひとりが防災要員 今年6月に実施された自主防災活動訓練の1つ。婦人会や女性防火クラブの皆さんが、非常食調理体験を行い、最後に参加者全員でアルファー米を試食しました。13年に結成され、初期消火訓非常食でもおいしいアルファー米

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