広報にほんまつ No.138
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創業支援空き店舗等活用事業新規創業者を  支援するまち市では昨年度から、新たに事業を営もうとする方が、市内の空き店舗や空き家、空き事務所等に入居する際の改修費および賃借料等に対して、その費用の一部を助成する制度を開始し、今年度も実施しています。市内にお店が増えることで、まちに賑わいや活気が増え、二本松がさらに元気になっていきます。今月号の広報では、昨年度この制度を活用して開業した3店舗を紹介します。二本松市ではこれからも、意欲ある方々を応援していきます。■oMo蕎■■■麦音店主  増■■田■ 英■■■記さん若い頃は特にそばが好きだったわけではなかった増田さん。10年ほど前、そば屋で働き始めてからそばが好きになり、いつしか全国のおいしいそば屋を食べ歩くまでになっていた。東日本大震災後、当時働いていたそば屋の兄弟子たちがみんな避難してしまい、店に残されたのは社長と増田さんのみ。そこで初めてお店のそばを打つようになり、いつしか40歳になるまでに自分のお店を持ちたいと思うようになった。さん居酒屋 うぉんどりオーナー  高■■野■ 知■■典■■高野さんの親が、もともと二本松市内で飲食店を経営していたこともあり、学校を卒業後、東京都内の飲食店で修業を始め、24歳の頃に二本松へ戻り、家業を手伝い始める。もともと起業家意識があったという高野さん。東京で修業していた時のお店の社長の教えが「やるからには自分で起業しろ」だったため、その頃からより起業意識が高まってきたと当時を振り返る。ケーキ工房 P■■■■■■atisserie M■オーナー 釜■■崎■■ みゆきさん子どもの頃、横浜のデパートでガラス越しにずっと見ていたケーキ職人の姿。「私もケーキ屋さんになりたい」とずっと願い続けてきた夢がようやくかなう。中学生の時に母親の実家である二本松へ。高校を卒業後は、棚倉、東京など4カ所で修業し、東日本大震災が発生した年の4月に二本松市へ戻り、今年1月にオープンに至った。

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