広報にほんまつ No.138
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この地域を盛り上げたい!!創業を思い立ったとき、市の補助金があったおかげで踏み出せたかゆい所に手が届くお店「自分は二本松に育ててもらった人間なので、やっぱり地域を盛り上げるために何かをしたいと思っていた。」と語るのは、居酒屋うぉんどりのオーナー高野さん。二本松市で生まれ育った高野さんが、東京で飲食業の修行を積み、15年ほど前に二本松へ戻ってきたとき、昼も夜も街の人通りが少なくなっていくのを見てそう思ったといいます。自分の専門である飲食業で、二本松を元気にしていきたいと考えている高野さんは、自分がそうであったように、若い世代は夜楽しめる場所に住みたいはずだと語ります。5年後10年後、今の子どもたちがお酒を飲めるようになったとき、一度市外へ出て行ったとしても、二本松には楽しくお酒を飲める場所がたくさんあるから、また二本松に戻りたいと思えるような、そんなきっかけのお店にしたいと考えています。いざ自分のお店を出す準備を始めたとき、やはり自己資本だけでは賄いきれない部分があったため、市役所などに通い、役に立つ補助制度な昨年度から市で始めた創業者を支援する「空き店舗等活用事業補助」でした。高野さんはこう語ります。「あの時あのタイミングでこの補助制度に出会っていなければ、たぶん開店はもう1・2年遅れていたと思う。この補助制度があったおかげで前に踏み出すことができ、夢をかなえることができた。」「〝ちょっと今日飲んでいくか〟とか〝飯食いに行くか〟といったとき、いつでも気軽に来てもらえるお店にして、いろいろなお客さんたちと顔の見える関係をつくっていきたい。そのためには、これからもいろいろ工夫をしながら、お客さんが〝今日〇〇が食べたい気分なんだよな〟と言った時に、そのお料理をすぐに出せるような、かゆい所に手が届くお店にしていきたい」と話していました。お店の今後の目標について伺うと、➡★ ➡   ホテル➡●二本松駅R二本松駅より徒歩2分ほどのころにあるお店。通称「まゆみり」沿いにあるお店の周辺には、くの飲食店が立ち並ぶ。お店の名前は、魚(うお)と鳥(とり)でうぉんどり。それぞれの専門店としてではなく、刺身や焼き鳥など、いろいろなメニューを幅広く楽しんで欲しいというお店のコンセプトから名付けられた。昨年10月10日にオープンしたお店は、市の「創業支援空き店舗等活用事業補助」を利用した第1号店。もともと飲食店だった場所を改修してできた『居酒屋うぉんどり』。入り口は鴨居が低く、隠れ家のような雰囲気だが、中は広々としており、お店を改修する際のコンセプトだった「くつろげる空間」が広がる。料理のメニューは、刺身や焼き鳥はもちろん、豊富な種類の居酒屋メニューがそろっており、乾杯から締めの一品まで存分に楽しめる。うぉんどり

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