広報にほんまつ No.141
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学校に行けなくなった子どもたちは、再び学校で友達と遊び、勉強したいと願っているはずです。そんなとき私たち周りの大人にとって大事なことは、そうした子どもといろいろな話をしながら、子どもの思いを理解し、子どもの力を信じて、優しく寄り添い続けることなのかもしれません。文部科学省がまとめる「不登校児童生徒への支援に関する報告書」によると、学校に通わせることが絶対ではないという保護者の意識があることを指摘しています。学校は、子どもたちにとってはまさに一つの実社会であり、人間関係を学ぶ場所でもあります。子どもは、家庭とは違う場所に自分の居場所を持つことで、人間関係を学ぶことができます。もし学校へ通えなくなったとしても、再び登校できるまでの間、教育支援センターが子どもたちのもう一つの居場所となり、学校復帰を支援します。に支援センターに通級していた後輩からいろいろ頼られるようになったことで、『頑張ろう』という気持ちになったからだと思う。」この言葉は、文部科学省が行った5年後の追跡調査の中で、不登校を経験した生徒が当時を振り返って語った言葉です。学校や家庭だけでは解決できない問題を、教育支援センターでは一人一人の児童教育支援センターは君の力を信じて寄り添い続けます思 「え中て3行のくとよきう、に自な分っかたら。学そ校れへ行はこ、う一緒と    

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