広報にほんまつ No.186
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二本松で暮らすくは一緒に住みたいな」とは考えていたそうですが、祐也さんの祖父母が生活していた建物は、経年劣化もあり、そのままでは生活するのが難しい状態でした。おばあちゃんからの提案そんな時、千明さんが知ったのが多世代同居住宅改修助成金(6頁)。三世代で同居しようとする家族が住宅内部の機能を向上させるような工事に対する補助金です。千明さんからの提案で、「物置と洋間」だった場所を「浴室とフローリングの洋室」へ改修。キッチンや浴室が2カ所ずつになりました。「建物が古いので、現実的に住むのは難しいと思っていましたが、補助金を活用することでリフォームができて、同居する環境が整った」と話してくれました。地元に良い影響を与えられたら良い博子さんは、「小さい子どものいる若い        4世代の夫婦にとっては、おばあちゃんと一緒に生活できるのは良いことで、おばあちゃんからリフォームしてからの同居の話をしてもらって良かった」と話してくれました。祐也さんも大好きな地元で働き、そして、二本松提灯祭りでは、郭内若連の一員として活動し、地元に「良い影響」をもたらしてくれています。國分さんご家族今月号では、この「二本松」で幸せに暮らせるよう市が実施しているサポート事業の一部をご紹介します。二本松で世代同居する多世代同居住宅改修助成金祖父母と暮らす祐也さんが子どもの頃から、國分家は三世代同居。千明さんがお嫁に来た時に、廊下で2つの建物がつながるように自宅を増築しました。地元での暮らしを考える時が流れ、祐也さんは県外の大学へ進学。卒業後の進路を考えた時に「地元に良い影響を与えられたら良い」と思い、福島県内の企業での就職を目指して就職活動を行いました。現在は、地元の二本松信用金庫に勤めています。その後、祐也さんは博子さんと結婚し、陽太くんという子宝にも恵まれました。市内のアパートで新婚生活を送っていましたが、週末には、おばあちゃんと一緒に時間を過ごすことも多かったそうです。家に戻る?祐也さんは、「長男だし、家に戻る」という思いもあり、また、千明さんも「ゆくゆ左から姉の杉山由ゆか佳さんご家族(由佳さん、竜りょうま馬さん、六りっか花ちゃん)、陽太くん、博子さん、祐也さん、千明さん祖母・千ちあき明さん父・祐ゆうや也さん子・陽はるた太くん國分さんご家族母・博ひろこ子さん

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