広報にほんまつNo.85
13/24

広報にほんまつ 2012.1213保健のお知らせ 関節リウマチ(リウマチ)は、手の指、手首などの関節が炎症を起こし、腫れたり、痛んだりすることによって、日常生活が制限され、長い間(数年から数十年)で関節が変形し、物が持てなくなったり、歩けなくなり、場合によっては寝たきりになってしまう病気です。 原因は免疫(病気から免れる)力が異常とされ、リウマチの方の7割に、自分の成分に対する抗体(自己抗体・リウマチ因子)が認められます。 従来は、炎症を抑える薬(抗炎症薬)と免疫を調節する薬(抗リウマチ薬)によって治療し、病気の進行を遅れさせるだけでした。しかし、最近、生物学的製剤(もともと体の中にある成分)が使われるようになり、治療は劇的に進歩し、強い抗炎症作用と免疫抑制作用によって、病気の進行を止め、痛んだ関節の修復ができるようになりました。 現在、6種類の生物学的製剤が使われています。作用機序(薬物が生体に何らかの効果を及ぼす仕組み)、投与間隔、投与経路(点滴注射、皮下注射)が異なり使い分けされています。リウマチの関節変形は、最初の2年間で急激に進むことが分かっています。また、全身病であり内科的救急疾患とされています。そのため、早く見つけ、早く治療することが大切です。関節(特に手、手首)の痛み・腫れが、左右で同じ場所にあり、朝にこわばった感じがあれば、リウマチ専門医での診察をお勧めします。 (監修… 枡病院内科・リウマチ科猪狩俊氏)健康アドバイス・特別版 知っておきたいリウマチの最新治療やすらぎの丘全日本葬祭業協同組合連合会加盟葬儀のすべてのご相談・ご用命は丸又葬儀社丸又ふれあい会 会員募集中有限会社本   店/〒964-0917 福島県二本松市本町2丁目99-2二本松斎場/〒964-0875 福島県二本松市槻木257-5☎0243-22-5598フリーダイヤル0120-03-5598

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です