広報にほんまつNo.109
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3あいさつ坂の蜂蜜「地域の特色を生かした農産物をつくりたい」そんな生徒たちの思いから、今春から始められた養蜂実習。安達東高校は中山間地にあり、周辺に菜の花やクローバーなどが数多く咲き、蜂蜜を取るには絶好の環境にあります。全てが初めての作業。慣れない作業に戸惑いながらも、秋には製品化し販売に至りました。 安達東高校として初めての取り組みとなった養蜂実習。県内の農業高校でも取り組んでいる高校は少ないそうです。 まずは、先生と生徒が一緒に蜂の生態を学ぶことから始まりました。実際の作業の際は、地元岩代地域の養蜂農家さんにアドバイスをいただきながら作業を行いました。 「何キロの蜂蜜を採ることができるのだろうか」「安全に実習が行えるのだろうか」など、不安要素も数多くありましたが、その一つ一つを生徒たちと先生が協力し合い、工夫を重ねながら乗り越えていきました。「食べた皆さんに笑顔になってもらいたい」との思いから、出来上がった蜂蜜には、生徒の笑顔があふれる学校のシンボル『あいさつ坂』と名付けました。 あいさつ坂安達東高校の校門から校舎へ続く坂道『あいさつ坂』と呼ばれるこの坂には、通学する生徒たちの爽やかなあいさつと笑顔があふれています。

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