広報にほんまつNo.110
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広報にほんまつ 2015.115浅草で安達地方の魅力発信 ~福島県と安達地方の観光物産展~ 福島県と二本松市、本宮市、大玉村の主催で、12月6日、7日に東京都の浅草にて観光物産展を開催しました。 多くの観光客が訪れる中、菓子や地酒、「ざくざく」汁等の販売と農産物の安全安心・観光PRを行い、国内のみならず海外からの観光客の皆さんにも大好評でした。二本松市観光大使の大山采子さんも応援に駆け付けたほか、県と安達地方3市村のゆるキャラも勢ぞろいし、物産展を盛り上げました。 上川崎和紙は、原料として楮(こうぞ)の樹皮を使用しています。楮を使用した和紙は耐久性があり、古くから長期間保存する文書等に用いられてきました。 12月中旬に、楮の収穫と皮を剥ぐ作業が行われました。楮は寒さに備え樹皮が厚くなるため、冬に収穫されます。収穫された楮は、蒸した後に手作業で皮を剥いでいきます。その後も幾多の工程を経て和紙の材料となります。 冬は、良質の紙を漉くことができるといわれており、上川崎和紙の紙漉きも最盛期を迎えます。◀菊松くんと一緒に、まゆみちゃん(本宮)、たまちゃん(大玉) が記念写真 12月10日、川崎小学校6年生22人が、上川崎高砂会会員の皆さんに指導いただきながら、しめ縄作りを行いました。 稲わらで作る“しめ縄”は、一年の米作りが無事に終わったことに感謝し、新しい年がより良い年になるようにと、昔から人々が願いを込めて作ってきたものです。 子どもたちは、指導を受けながら心を込めて“しめ縄”を作っていました。新しい一年をより良い年に ~川崎小学校 しめ縄作り~伝統の技術を今に ~上川崎和紙 原料の収穫と紙漉き~▲紙漉き◀▼1本ずつ手作業で  樹皮を剥ぐ◀▲楮(こうぞ)  の収穫

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