広報にほんまつNo.121
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広報にほんまつ 2015.127楽しく交流できる場所があるといいですね。そういう場所があることで、若者の犯罪防止にもつながり、まちに賑わいができるのかもしれません。【古山】私が感じていることは、震災で多くの浪江町の方が二本松市内の仮設住宅で暮らしているのに、二本松市民との交流の場がほとんど無いということです。同じ二本松に暮らしているのに、お互いがお互いを知らないでいるのはあまり良くないことです。私はボランティアをしていて、避難されている方と触れ合う機会がありましたが、そういった活動がなければ、触れ合う機会は全くありませんでした。【市長】今言われたように、特に若い人たちが浪江の方と交流する機会は非常に少ないと私も思っていました。年配の方々は、一緒に農作業をしたり、何かイベントがあると招待したりと、ある程度交流の場をつくっています。しかし、日常ずっと交流があるかというとそうではなく、その時だけとなってしまっています。これからはもっと、特に若い人たちが交流できる場を増やせるよう考えていきます。人が集い賑わうまちに なるといいな【市長】次に、これからの二本松について話をしたいと思います。まずは、二本松市が「こんなまちになるといいな」という皆さんの思いを聞かせてください。【古山】学生や主婦などが気軽に立ち寄って、話などができる場所が増えればいいなと思います。学校が終わってどこかへ行こうとすると、コンビニやラーメン店しかなく、休憩できるカフェが市内にはあまり無いからです。また、せっかく観光資源がたくさんあるのだから、より多くの人に二本松を訪れてもらえるまちになっていてほしいと思います。【鈴木】友達と話をすると、二本松に残りたいと思っている人が少なくなってきていると最近感じています。二本松市には、自然や昔からの伝統文化などがたくさんあります。ですから、今年の4月から行われたデスティネーションキャンペーンのような、自分のまちをアピールする機会を増やしていけば、他県からもたくさんの方に来てもらうことができ、賑わいのあるまちになるのではないでしょうか。今住んでいる人たちも自分のまちが好きになって、二本松に残りたいと思うはずです。【佐藤】僕は、二本松は一つ一つの施設などが遠いので、バスなどの公共交通機関が増えたらいいなと思っています。また、単純に人が増えていて欲しいと思います。人が増えればお店が増えたり大きくなったりして、より便利で住みやすいまちになると思うからです。鈴すず木き 亜あかり香里さん▶安達東高等学校3年▶生徒会と情報処理愛好会に所属▶趣味は音楽鑑賞(日本のバンド)▶特技は暗記をすること▶将来の夢は、自分の理想の家を建てること佐さ藤とう 直なお希きさん▶二本松工業高等学校3年▶生徒会長を務めている▶趣味はご飯を食べる事▶特技は無い▶将来の夢は宇宙ソーラーパネルの仕事に携わること

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