広報にほんまつNo.121
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広報にほんまつ 2015.128人口を増やすためには若者の定住がポイント【市長】佐藤君から今、人口が増えていて欲しいという思いを聞かせてもらいましたが、それでは、どうすれは二本松市の人口が増えると皆さんは考えますか?【佐藤】二本松市で起業ができる機会(場)を増やせばいいと思います。それに併せて、住宅地を増やしていくことも大事だと考えます。【古山】私は、「子育てのしやすいまち」として政策を打ち出し、それを外へ広めていくことが効果的だと考えます。また大学などの学校ができると、地元からの若者流出に歯止めがかかり、逆に外部から住み着く人も増えるので、一石二鳥だと思います。【鈴木】空き店舗などを利用して若者が交流できるような場所をつくり、若い人たちが少しでもこのまちに残りたいという気持ちを持ってもらうことが大事だと私は思います。これからも住み続けたいと思うまちへ【市長】古山さんと鈴木さんが「若者が流出しない」「若者が交流できる」と言われましたが、やはりまちを活気づけるには、若者の力は大きいと思います。そこで、高校生の皆さんからみた、若い人が魅力を感じるまちとはどのようなまちなのか聞かせてください。【古山】二本松市には、豊かな自然がたくさんあります。その自然と融合したおしゃれな街並みや魅力的なお店があり、交通の便がいいまちが、魅力的で住んでみたいと思えるまちだと私は思います。【佐藤】お店やスポーツ施設など、楽しい空間が増えれば、若者も増えると思います。【鈴木】ショッピングモールがあったり、食事のできるお店などがたくさん増えれば、おのずと若い人たちが増えてきますし、もしショッピングモールができたら、私は毎週買い物に行くと思います(笑)。【市長】まずは今住んでいる人たちがこれからも住み続けたいと思えるまちづくりを目指すことが大事で、そのための具体的な方策について、皆さんからさまざまな意見を出していただきました。これからのまちづくりに、非常に参考となる意見だったと思います。結婚・出産 みなさんの将来は【市長】ちょっと先の話になりますが、高校生の皆さんは、結婚をいつ頃したいと考えていますか?【古山】大学に進学して、卒業後3年ぐらい仕事をした後に結婚できればいいなと思っています。【佐藤】僕は大学を卒業して、30歳ぐらいまでには結婚したいですね。【鈴木】私は来年4月に就職するので、5年ぐらいはちゃんと仕事をして、25歳〜30歳ぐらいに結婚して、結婚した後も仕事は続けたいと思っています。【市長】鈴木さんが言われたように、今は共働きが普通で、その中でいかに協力し支え合えるかがとても大事ですよね。私の兄は子どもが10人います。たくさんの子どもを育てることについては、やはりお金が大変だという不安は必ずあると思いますが、私も、私の兄も、子どもを育てる際に奨学金を活用したりして、私からは仕送りをすることなく学校を卒業させることができました。また私の兄の子どもたちは、下に弟や妹ができると、上の子どもたちが自分よりも小さい子の面倒を見てくれ、親が手を掛けることなく子どもたちは成長してくれたと聞いています。皆さんも将来、子どもを産むことにためらいや負担を感じた時は、今の私の話を少しでも思い出してもらえるとうれしいですね。高校生から  市長へ質問  〜市長の夢〜【事務局】せっかくの機会ですので、高校生の皆さんから市長に質問したいことがあればおっしゃってください。【佐藤】市長として活動する中で、

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