広報にほんまつNo.143
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17重ちょう陽ようの芸術祭オープニングイベント最先端アートを市内でご堪能あれ 9月9日、昨年に引き続き二本松市内を中心に開催される『重陽の芸術祭』のオープニングイベントが行われました。 9月9日は「重陽の節句」。県立霞ヶ城公園の天守台では、二本松藩にゆかりのある芸術家オノ・ヨーコさんから寄せられた言葉を刻んだプレートの除幕式が行われ、その後出席者全員で、菊茶による重陽の乾杯を行いました。▲オノ・ヨーコさんの言葉を刻んだプレートの除幕式の後、重陽の乾杯をする出席者 安達ヶ原ふるさと村農村生活館で行われた夜の部のオープニングイベントでは、朗読音楽劇『黒塚』が上演されました。安達ケ原の鬼婆伝説を、サックスやピアノの音色に合わせて朗読されるこの公演を一目見ようと、東京都など県外からもお客さまが押し寄せ、用意していた観客席が足りなくなるほどの盛況ぶりでした。 重陽の芸術祭は、菊と日本酒による「重陽」を主軸に、二本松の菊人形展開催に合わせて市内各所で行われます。詳しくは今月号の広報にほんまつ5ページに掲載しています。▲安達ケ原ふるさと村農村生活館で行われた朗読音楽劇「黒塚」の様子にほんまつ青少年フォーラムずっと好きなまちでいたいから 9月10日、二本松しんきん城山プールの多目的室にて、安達高校、二本松工業高校、安達東高校に通う高校生11人が集まり、「未来へ~ぼくたち・わたしたちのメッセージ~」と題して、二本松市青年会議所主催の「にほんまつ青少年フォーラム」が開催されました。二本松の好きなところや改善してほしいところなどを、高校生の目線で話してもらい、彼らの声を今後の二本松の発展に役立てたいというこの企画。「ずっと二本松で育ってきたから、提灯祭りが大好き」「市内に高校生が遊べる場所がないのが残念」「住みよい街にしよう、良い街にしようという気運が高まっていると感じる」といった意見が出て、参加した新野市長も、高校生たちの率直な意見に耳を傾けていました。参加した高校生の感想には「同世代の人と交流できて良かった」「自分たちの手で二本松市を変えていける気がした」といった頼もしい意見が多くあり、青年会議所では今後も、若者の声を聞くことができるこうした機会を積極的に増やしていきたいということです。▲市内の高校に通う3年生11人が、日ごろ考えている二本松への思いを発表した

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