広報にほんまつNo.147
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Nihonmatsu Event & News23Nihonmatsu City Public Relations, 2018.2, Japan朝河貫一博士没後70周年記念事業ドキュメンタリー映画『ウォーナーの謎のリスト』上映会01日 時 3月3日(土) 13:30~会 場 二本松市コンサートホール内 容 基調講演…金高謙二氏(㈱シネマボックス、映画監督)(30分程度)    映画上映…『ウォーナーの謎のリスト』(ドキュメンタリー映画・116分)入場料 無 料 ※入場は先着200人までとなり、定員になり次第、入場終了となります。◎問い合わせ文化課文化振興係☎(55)5154 本市出身の世界的歴史学者であり、国際的知識人でもあった朝河貫一博士の人物像と偉大な業績について理解を深めていただくため、映画上映を行います。 「ウォーナーの謎のリスト」の監督である金高謙二氏と来館の皆さまとで、作品中に語られるさまざまな証言などを基に、太平洋戦争の開戦が迫る中で戦争回避に奔走した朝河貫一博士たちの知られざる戦いに迫ります。 今年は朝河貫一博士没後70年の年となります。この機会に、もう一度朝河貫一博士の功績を見つめ直してみませんか。▲1940年頃の朝河貫一博士◀太平洋戦争中、日本の文化財を戦火から救うため、空爆すべきでない日本の地名リスト『ウォーナーリスト』を作成し、米政府に進言したとされるアメリカ人美術家ラングドン・ウォーナーの真実を探るドキュメンタリー映画。ウォーナーはまた、朝河貫一と一緒に太平洋戦争回避のため、米国大統領から天皇宛ての親書案を作成することとなるが、その努力は実らず、両国は戦争に突入してしまう。米国に残る新資料と証言により、戦争回避のための舞台裏など、今まで語られることのなかった事実を伝える。 映画に登場する証言者として、ピューリッツアー賞を受賞した歴史学者ジョン・ダワー、作家の阿刀田高など30名が出演。『ウォーナー・リスト』によって救われたとされる国宝をはじめとする数々の文化財。それらを見つめることで、戦争と平和を改めて問い直す。

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