広報にほんまつNo.151
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2広報にほんまつ 2018.6二本松藩主・丹羽(にわ)家の家紋である直違紋(「違い棒」とも言っている)。この紋のおこりについて、従来の伝えでは、織田信長公のもと、織田四天王といわれた丹羽長秀公の馬印(大将の存在を示すしるし)は、竹の枝に金の短尺を飾り付けたものであって、「えづる竹に金の短尺」と称されていた。合戦が終わってこの馬印をみたら、奮戦のために短尺は散ってしまい、2枚だけがバッテン十字状に残っていたので、それが丹羽家の家紋となったというもの。また他説には、合戦の後で、血の付いた刀を袖で拭った後に、バッテン状に血のりがついたので、秀吉から「家紋としたがよかろう」との言葉があって、この紋と定められたとも伝えられている。戊辰150年企画直すじ違かい紋もん の由来丹羽 二本松藩

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