広報にほんまつNo.156
14/40

14広報にほんまつ 2018.1111月は児童虐待防止     推進月間です 『未来へと 命をつなぐ   189(いちはやく)』 全国的に、児童虐待に関する相談対応件数は増加傾向にあり、子どもの生命が奪われる重大な事件も後を絶たないなど、深刻な状況が続いています。児童虐待とは身体的虐待…殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせるなど性的虐待…子どもへの性的行為、性的行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にするなどネグレクト…家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かないなど心理的虐待…言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(DV)など子どもや保護者のこんなサインを見落としていませんか?子どもについて・いつも子どもの泣き叫ぶ声や保護者の怒鳴り声がする。・不自然な傷や打撲の跡がある。・衣類や体がいつも汚れている。・落ち着きがなく乱暴である。・表情が乏しい、活気がない。・夜遅くまで一人で遊んでいる。保護者について・地域などと交流が少なく孤立している。・小さな子どもを家においたまま外出している。・子どもの養育に関して拒否的、無関心である。・子どものけがについて不自然な説明をする。愛のむちをやめて、子どもを健やかに育みましょう 子育てにおいて、しつけと称して叩いたり怒鳴ったりすることは、子どもの成長の助けにならないばかりか、脳の発達に深刻な影響を及ぼしてしまいます。次の点を心掛けながら、子どもに向き合いましょう。①子どもは、ちょっと叩かれたり怒鳴られただけでも、心に大きなダメージを受けることがあるので、体罰や暴言を使わない。②子どもが親に恐怖を持つと、心配事を相談できず、いじめや非行など、より大きな問題に発展してしまう可能性があります。③子どもが言うことを聞かずイライラすることは誰でもあること。イライラが爆発する前にクールダウンする自分なりの方法を見つけておきましょう。④親が育児の負担を一人で抱え込まずに、さまざまな支援サービスを利用したり、子育ての苦労について気軽に相談できる友達をつくりましょう。⑤2、3歳の子どもの「イヤ」は自我の芽生え、成長の証です。「どうしたらいいかな?」と子どもの考えを引き出し、必要に応じて助け船を出しながら、子どもの言い分を気長に聞きましょう。 家庭児童相談室では、お子さんに関するさまざまな相談に応じています。相談で知り得た個人の情報や秘密は固く守ることが義務付けられていますので、自分一人や家族だけで悩まず、お気軽にご相談ください。◎問い合わせ… 家庭児童相談室 ☎(22)0783 または児童相談所全国共通ダイヤル ☎189(いちはやく)オレンジリボンには、子ども虐待を防止するというメッセージが込められています。やすらぎの丘全日本葬祭業協同組合連合会加盟葬儀のすべてのご相談・ご用命は丸又葬儀社丸又ふれあい会 会員募集中有限会社本   店/〒964-0917 福島県二本松市本町2丁目99-2二本松斎場/〒964-0875 福島県二本松市槻木257-5☎0243-22-5598フリーダイヤル0120-03-5598 子育てchild care

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です