広報にほんまつNo.156
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2広報にほんまつ 2018.11農家民宿の可能性特 集皆さんは、「農家民宿」をご存知でしょうか?農家民宿とは、農家の方が営む民宿のことで、野菜の収穫などの農業体験ができるものをいい、開業するには旅館業法に基づく許可が必要となります。二本松市内では、平成24年に東和地域で初めて開業され、今では東和地域と岩代地域に合わせて23軒の農家民宿があります。なぜ農家民宿を始めたのか?東和地域で始まった農家民宿は、もともとは都会の子どもたちを夏休みなどに受け入れ、農作業などを通して田舎の良さを知ってもらうために始めた交流事業がきっかけでした。たくさんの都会の子どもたちが東和地域に訪れるようになり、農家民宿を正式に立ち上げようとした矢先に、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故が起こります。震災の影響により、農家民宿のスタートを1年遅らせ平成24年から開始しましたが、風評被害により子どもた※写真は、今月号の表紙に登場していただいた高槻さんご夫婦が営む「農家民宿まとば」(木幡地区)の近くから撮影した風景。

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