広報にほんまつNo.164
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14広報にほんまつ 2019.7市議会6月定例会市議会6月定例会は6月11日に招集され、条例や補正予算などが提案されました。主な議案についてお知らせします。国民健康保険税の概要、条例・補正予算 国民健康保険の現況 被保険者数が減少している一方で、被保険者1人当たりの医療給付費は増加しており、依然として厳しい財政運営となっています。 しかし、平成30年度の決算見込では、収納率の向上により保険税を見込より多く確保できたこと、歳出においては、医療費適正化事業や国保保健事業への積極的な取り組みにより、医療給付費を見込より低く抑えることができたことなどから、健全な財政運営を図ることができたところです。 条例・補正予算 被保険者の負担抑制を考慮した措置となりました。 歳出予算では、過去の実績や被保険者数の推移等を勘案しました。その結果から医療費の所要額を推計し、保険給付費は当初予算と比較すると、7027万2千円の減額となりました。また、県へ支払う国民健康保険事業費納付金は、その金額が確定したことにより914万2千円の減額となりました。 歳入予算では、保険給付費に関する県支出金が6283万2千円の減額となりました。 これらの算定基礎に基づいて算出した結果、国保税の総額は10億1724万2千円(当初予算と比較して1億6441万9千円の減額補正)となり、歳入歳出予算の総額は54億4355万8千円(当初予算と比較して8091万4千円の減額補正)となりました。 一人当たりの税額について 医療分と後期高齢者支援金分合わせると、前年度比で4621円(5.5%)の減額となり、一世帯当たりの税額でも、9017円(6.5%)の減額として、議会へ提案されました。一般会計補正予算 歳入歳出それぞれ1億9924万7千円を追加し、総額344億369万8千円とするものでした。主な歳出補正内容は次のとおりです。▽ふるさと応援寄附金を受けての地域振興整備基金積立金の増額  1000万円▽宝くじの収益金を受けてのコミュニティ助成事業補助金の増額   120万円▽移住・定住促進事業の増額       400万円▽地域密着型認知症高齢者グループホーム整備費補助金の増額     3430万2千円▽国保税本算定に伴う基盤安定繰出金の増額      520万6千円▽低所得者の保険料軽減強化に伴う介護給付費繰出金の増額  2521万4千円▽幼児教育無償化の実施に伴うシステム改修費の増額     1153万1千円▽二本松北学童保育所の新設に伴う運営費の増額      389万3千円▽再生可能エネルギー推進事業の増額  1000万円▽生活用水確保のための井戸ボーリング工事費補助金の増額    2000万円▽農業用ハウス強じん化緊急対策事業補助金の増額      104万2千円▽杉田駅周辺整備事業の増額    1040万5千円▽東和小学校・東和中学校備品購入費の増額        200万円▽塩沢小学校・二本松第一中学校トイレ洋式化整備工事費の増額     4730万9千円議 会

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