広報にほんまつNo.165
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4広報にほんまつ 2019.8集特安達地域 ●集落支援員  佐藤 清吉岩代地域 ●集落支援員  大内 宗幸  遠藤 清一東和地域 ●集落支援員  竹山 統樹  菅野 栄和  高橋 里美集落支援員とは 中山間地域の多くの集落が人口減少や高齢化の進展により、集落の維持や環境保全、伝統行事の保存継承などに課題を抱えています。 集落支援員は、市から委嘱を受け、集落の巡回、住民同士の話し合い等を通じて、集落の現状や課題を把握し、課題解決に向けた地域住民の自発的な取り組みのサポート役として活動しています。 支援員は、「ここに住んでいて良かった」と思える集落づくりを目指し「自分たちのできることから、コツコツとはじめよう」を合言葉に、集落の行政区長さん達と連携しながら、集落の維持活性化に向けた取り組みを進めています。 100年先の未来へ 岩代地域では、大内宗幸支援員、遠藤清一支援員の2人が活動しています。 大内さん達は、岩代地域の全ての自治会を回り、それぞれの自治会の様子をまとめた「集落カルテ」を作っています。 自治会によっては、同じ集落にいながら、集落の中で顔を合わせる機会が少なくなっている地域もあり、そのような集落で、昔行っていたイベントを復活させたり、集落の定例会を行ったりして、集落の住民同士が「会う」場所づくりのお手伝いをしています。 また、自治会の運動会に、パラリンピックの公式種目である「ボッチャ」などのニュースポーツを取り入れたところ、参加人数が4倍になった取り組みもあります。 岩代地域には84の自治会がありますが、集落によって、状況も違えば、将来への課題も異なります。その課題に一つ一つ向き合いながら、50年後、100年後に集落が維持されることを目指して活動しています。岩代地域での活動の様子地域で体操をしているところを訪問し、運動や健康づくりについての話をしています。地域へ目配り、地域をサポートこんにちは、『集落支援員』です!

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