市議会だより 第29号
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11一般質問❶①公共施設除染の考え方は。 ②保育所、幼稚園などに隣接する公共施設の除染を優先すべきでは。❷① 大震災、原発事故以降、除染をはじめとする業務が増えており、それに見合った職員体制の充実は。 ② 臨時職員の賃金を1時間1,000円に引き上げ、官製ワーキングプアを解消していくべきでは。❶来年の水田除染は実施するのか。❷市内で唯一、出産できる病院として社会保険二本松病院がある。この間、市民レベルでも議会や市長を先頭にした当局としても、積極的に出産できる病院を守る取組みをしてきたが、はっきりとした見通しがみえない。この間の経過と今後の展望を聞きたい。❶①児童、生徒、乳幼児及び妊婦が利用する施設を優先に実施。線量を見ながら計画的に進める。 ② 各保健センター、幼稚園と隣接する住民センターの除染は、来年度実施することで進めたい。❷① 職員の超過勤務に加え、県の絆づくり事業の派遣職員や緊急雇用による臨時職員で対応。現在絆づくり事業で12名、看護協会から2名が本市に勤務している。 ② 職員の初任給を基準に積算。処遇改善は検討していきたい。❶平成25年度は今のところ計画していない。放射性物質吸収抑制対策は引き続き行う。❷社会保険二本松病院は、本市と安達地方における地域医療の中心的役割を担っている。平成24年8月に、9月以降分娩予約を受け付けられないと病院から報告があり、地元選出国会議員と厚労省、県、県立医大等に要望、協力を求めた。今後とも市として最大限努力し、また二本松病院や県など関係機関と連携を図り医師の確保に努める。平   敏 子[日本共産党二本松市議団]菅 野   明[日本共産党二本松市議団]❶除染について❷職員体制の充実と臨時職員の待遇改善について❶水田の除染について❷市内で安心して出産できる環境づくりについて問問問答答答一時保管された堆肥問問答答❶①水稲副産物(稲ワラ・モミガラ・米ヌカ)に関する県のモニタリング結果は。 ②水稲副産物の使用の可否を自主的に判断できるシステムは。❷①放射性物質による有機系汚染廃棄物の種類別容積量は。 ②汚染廃棄物の減容積対策は。❶① 10月に実施された県のモニタリングにより、稲ワラは旧渋川村を除く市内の全地域で利用ができることになった。 ② 稲ワラは県のモニタリング結果で、モミガラ・米ヌカは米の全袋検査の数値にそれぞれ3倍・8倍を掛け算して判断できる。❷① 農業系8,000ベクレル超が3,500㎥、同じく400ベクレル超8,000ベクレル以下が48,896㎥、下水道汚泥が1,809t確認されている。 ②国に処理施設の研究開発を要求している。菅 野 寿 雄[市 政 会]❶循環型農業復活に向けた取組みについて❷有機系放射能汚染廃棄物の処理対策について

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