市議会だより 第51号
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2議会は、公正及び透明性を確保するとともに、適正な市政運営の監視と評価をしなければなりません。私は、さらに充実した議会改革が必要であるとの思いで立候補を決意しました。その想いの一端を申しますと、議会と市民との唯一の意見交換の場である議会報告会の実施内容等の充実や、市政に関する研究費として支給されている政務活動費の増額、各常任委員会正副委員長の手当支給、議長・副議長の二年交代制などテーブルに挙げ、議論する時だと思っております。私たちは、素直に市民の声に耳を傾け、市議会二十二名となった新議員に求められる責務は、今まで以上に大きくなり、議会での大議論は勿論、各層、各会派での幅広い議論をしなければなりません。私は、議長の公平・公正で、円滑な議会運営を補佐することは究極の思いであり、議長と議員皆様方とのパイプ役となり、しっかりと汗をかかせていただくことで、議員皆様との意思疎通が図られ、議会の和の醸成にもつながるものと思っております。その実現に向けてしっかりとリードさせていただきます。新二本松市誕生から13年目を迎え、本市議会は、市民の皆様からますますその存在意義や価値を問われる時代となりました。特に議会改革は、10年に亘り諸改革を実行してまいりましたが、議員定数の削減等は市民の皆様の議会に対する試金石(判断材料)となり得るものです。今後も、議会の透明性の拡大やチェック機能の強化、議員提案型の議案の推進等を図っていきます。一方、本市でも急速な人口減少による地域コミュニティ維持の問題があります。限られた予算の中、人口減少対策や地域維持対策を、本市の特性を再確認しながら執行部側とも知恵を絞って真剣勝負で取り組みます。また、私たちは議会の権能を最大限かつ健全に発揮させなければなりません。そのためには、戒石銘の精神を忘れず、継承すべきは継承し変えるべきは変える。地域の枠組みを越え、二本松全市民の最大公約の幸福を第一義に考える議員がいて議会があることが肝要と考えます。今後も、市民の負託を受けられた議員皆様の思いをしっかりと受け止め、市政の発展に寄与するよう全力を尽くすことをお約束します。皆様のご賛同をお願いしまして所信表明といたします。新議会スタート 任期満了による市議会議員選挙後の臨時議会が7月3日に開催され、議長・副議長選挙、各常任委員会の委員の選任、正副委員長の互選、一部事務組合議会議員の選挙が行われました。 議長及び副議長選挙に当たっては、市民にわかりやすい、真に開かれた議会運営を行うため、今回から初めて、議長または副議長に就任しようとする議員から議会運営に係る所信表明が行われました。 議長選挙では斎藤広二議員と本多勝実議員が、副議長選挙では佐藤源市議員と堀籠新一議員が所信表明を行い、選挙の結果、議長には本多勝実議員、副議長に堀籠新一議員が選出されました。所信表明の内容は、次のとおりです。新議会スタート7月3日に初議会、新議会構成決まる議長に本多勝実氏、副議長に堀籠新一氏が就任議長選挙所信表明本多 勝実 議員副議長選挙所信表明堀籠 新一 議員

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