市議会だより 第56号
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13賛否一覧・討論9月定例会 討 論討論は、表決の前に議題となっている案件に対し、賛成・反対の意見を表明することをいいます。議案第64号平成30年度二本松市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について請願第7号「ふくしま学力調査」中止の意見書提出を求める請願書菅野 明 議員平 敏子 議員反 対賛 成 平成30年度介護保険料の基準額は、給付費準備基金6,800万円余りを取り崩してもなお、第5段階では現行より年間1万800円、17%の値上げで、年額7万4,400円となり、65歳以上の第1号被保険者の負担割合も1%増えた。 介護保険料値上げの要因は、高齢者の増加に反し、国が社会保障費の自然増分の予算を削減し続けてきたことが最たるものである。介護予算に占める国の負担割合の抜本的な見直しが求められており、避けては通れない。よって、現行の介護保険制度での平成30年度決算の認定に反対する。 全国的に見ても複数県で独自の学力テストを廃止している。理由は児童・生徒と教職員の多忙化のためである。 全国学力テストで毎年最上位の福井県では、教師の激しい叱責を受けた中学生が自殺するという痛ましい出来事をきっかけに、県議会が「見直しを求める意見書」を採択している。 全国学力テストの経費は毎年50億円以上だが、教育現場では教員の定数増が求められている。一人ひとりの子どもに教師の目が行き届き、創意あふれる授業こそ確かな学力を保障することであり、「ふくしま学力調査」の中止に賛成する。議案第81号二本松市森林環境整備基金条例制定について斎藤 広二 議員佐藤 源市 議員反 対反 対 大震災後に創設された復興特別税で、1人1,000円を上乗せしている個人住民税均等割を、森林環境税と看板を変えて継続するもの。 所得税納税者は所得税額に25年間2.1%上乗せされているが、法人は2年で廃止され、森林環境税でも大企業の抵抗で負担を免れた。 福島県では既に森林環境税が徴収され、市民の負担は2,800万円で二重課税となる。また、税の配分では、人口割が3割のため、森林の少ない大都市ほど譲与額が大きくなり矛盾が生じることから、反対する。 請願の趣旨は、今年4月に、福島県教育委員会が今年度から実施する、小学校4年生から中学校2年生までを対象とした「ふくしま学力調査」を実施したことについて、教職員の労働環境改善を課題とするものである。 今回は実施時期が年度始めや学校行事と重なったこともあり、時期を変え継続すれば、児童・生徒の学力向上へ大きく繋がるものと考えられることから、今後も年間行事として実施すべきであり、請願に反対する。          (これ以外の案件等は全会一致で可決されました。)番号件名議決結果市政刷新会議真誠会市政会日本共産党 二本松市議団会派に属さない議員賛  成反  対野地 久夫佐藤 運喜鈴木 一弘斎藤  徹平栗 征雄佐藤 源市平塚與志一佐久間好夫佐藤  有坂本 和広堀籠 新一安齋 政保小野 利美熊田 義春斎藤 広二菅野  明平  敏子石井  馨加藤 建也本多 俊昭小林  均本多 勝実議案第64号平成30年度二本松市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について原案認定○○○○○○○○○○○○○○●●●○○○○183議案第81号二本松市森林環境整備基金条例制定について原案可決○○○○○○○○○○○○○○●●●○○○○183請願第7号「ふくしま学力調査」中止の意見書提出を求める請願書不採択●●●●●●●●●●●●●●○○○●●●●318※○は賛成、●は反対、退は退席。 ※議長(本多勝実)は採決に加わっていません。賛否一覧

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