市議会だより第58号
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153月定例会賛否一覧賛否一覧・討論議案第5号 二本松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について議案第30号 令和2年度二本松市国民健康保険特別会計予算請願第2号 国会における憲法論議の推進と国民的議論の喚起を求める意見書提出に関する請願書 国保税の均等割は子ども1人当り32,400円が賦課され、他の社会保険にはない制度。子どもの均等割全額減免対象者は、458世帯752人。財源は国保基金6億円のうち1,822万円を充てるもの。全国で35市町村、県内で3市が既に実施。全国市長会は、子どもの均等割減免と財政支援を国に要望している。 国の1兆円支援により、国保税負担は半額近くになる。令和2年度、国の予算は102兆円。その1%弱の支援で全国1,874万世帯、3,013万人の負担が軽減され、生活が守られる。今こそ、国の役割発揮を求め賛成とする。 日本国憲法は世界で最も古い憲法となり、制定された昭和21年当時想定されなかった我が国を取り巻く国際状況の変化や国民の生活様式の激変に対応できているとは言えない現状で、様々な条文の不備が露呈している。世界の常識である緊急事態条項の規定がないことや、国家や国民の命を守る自衛隊が憲法違反との問題は早急に改める必要がある。国会において憲法論議を活発に行い国民の権利である国民投票を実施すべきと考え賛成する。斎藤 広二 議員石井 馨 議員賛 成賛 成 必要とされる財源について、国保の財政調整基金から繰り入れすることに問題がある。基金は国保財政が赤字に陥った時に取り崩し、安定した運用を図るためにある。 「基金が底をついたら一般会計から繰り入れをする」と委員会での答弁があったが、一般会計から市独自の税額減免のために、法律で決められている以外に繰り入れ出来るのか疑問である。これは国保加入者以外の一般市民の税金も投入することになり、その不公平が強く指摘されており反対する。 憲法は我が国の基本法であり、国会審議を経て制定され今日の日本社会を形成してきた。昨年12月の世論調査では、安倍政権下での憲法改定に反対が54.4%と過半数に上り、賛成31.7%を大きく上回った。内閣が取り組むべき課題で「憲法改正」との答えは、わずか5.2%。市民を代表する市議会が、国民、市民が求めていない憲法論議推進の意見書提出は、適切ではない。未来を担う子ども達のためにも、本請願に反対する。加藤 建也 議員菅野 明 議員反 対反 対                          (これ以外の案件等は全会一致で可決されました。)番号件名議決結果市政刷新会議真誠会市政会日本共産党二本松市議団令和創生の会会派に属さない議員賛  成反  対野地 久夫佐藤 運喜鈴木 一弘斎藤  徹平栗 征雄佐藤 源市平塚與志一佐久間好夫佐藤  有坂本 和広堀籠 新一安齋 政保小野 利美熊田 義春斎藤 広二菅野  明平  敏子本多 俊昭小林  均石井  馨加藤 建也本多 勝実議案第5号二本松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について原案可決○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●201議案第30号令和2年度二本松市国民健康保険特別会計予算原案可決○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●201議員提出議案第1号国会における憲法論議の推進と国民的議論の喚起を求める意見書の提出について原案可決○○○○○○○○○○○○○○●●●○○○○183請願第2号国会における憲法論議の推進と国民的議論の喚起を求める意見書提出に関する請願書採択○○○○○○○○○○○○○○●●●○○○○183※○は賛成、●は反対、退は退席。 ※議長(本多勝実)は採決に加わっていません。3月定例会 討 論討論は、表決の前に議題となっている案件に対し、賛成・反対の意見を表明することをいいます。

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