4月13日以降の市内小中学校の休業等について、4月11日15時00分から緊急記者会見を行いました。市長発言要旨については、以下の通りです。
まず、4月9日に二本松郵便局における新型コロナウイルス感染症のクラスター発生を受け、福島県に対して行った、二本松郵便局に勤務している職員全員のPCR検査の実施要請の回答内容について、報告いたします。
現在、福島県においては、二本松郵便局に勤務する全ての職員およびその家族の発熱、呼吸器症状、全身倦怠などの健康観察を毎日行い、少しでも気になる症状が報告された方から、順次PCR検査を実施していくと報告がありました。
検査キットの数に限りがあることは承知しておりますが、県内初のクラスターの発生という重大事実を受け止めていただき、これ以上クラスターを拡大させないこと、市民の健康保持と不安解消の観点から職員全員のPCR検査を改めてお願いするものであります。
次に、市内の新型コロナウイルス感染症の患者数が日々増加していることを踏まえ、児童生徒の安全を確保するため、4月13日(月曜日)以降の教育活動について、次の通り対応することとしました。
- 1点目は学校関係についてであります。市内小・中学校については、4月13日(月曜日)から4月20日(月曜日)まで、臨時休業といたします。
- 2点目は、学童保育、学校預かりについてであります。学童保育・学校預かりについては、今回の休校措置の趣旨をご理解いただき、子どもたちについてはできる限り家庭で過ごすことについてご協力をいただく考えです。
- 3点目は、社会教育施設、社会体育施設についてであります。社会教育施設である各公民館や図書館、社会体育施設である各体育館、グラウンド等については、施設の消毒を終えましたので、4月13日(月曜日)から利用閉鎖を解除いたします。
- 4点目については文化施設についてであります。歴史資料館、コンサートホール、智恵子の生家・智恵子記念館、大山忠作美術館については、不特定多数の利用者となっていることから、4月13日(月曜日)から概ね1カ月を目安に閉鎖することといたします。
最後に、市立保育所、こども園、幼稚園の対応についてですが、これは、刻々と変化する日々の状況を確認しての対応といたしますが、保護者の負担軽減を図るため、徹底した感染予防対策を継続し、通常どおり開所します。
最後に、改めて市民の皆さまにお願い申し上げます。
市民の皆さまには、せっけんによる手洗い・咳エチケット・換気などの基本的な予防対策の励行と、密閉空間・密集場所・密接場面の3密を避け、集団感染を防ぐための協力をしていただきますよう重ねてお願いいたします。
また、市におきましても、市公式ウェブサイト等により、予防対策、情報の発信を行い、感染が拡大しないよう、各種対策を強化し、市民の皆さまの安心・安全に努めてまいりますので、より一層の予防対策とおのおのの冷静な行動をお願いいたします。
重ねて、子どもと市民の命と健康を守ってまいります。