会見の内容
4月14日(水曜日)、市内小学校において新型コロナウイルス感染症への感染が確認されました。その後、接触者の一部においてPCR検査が行われた結果、新たな感染が確認されましたので、現在の状況と今後の対応等についてご報告いたします。
始めに感染の状況でありますが、感染が確認された小学校は二本松北小学校であり、14日に児童1名、翌15日に児童3名、計4名の感染が確認されております。
次に、学校の臨時休業の対応等についてでありますが、現在、県北保健福祉事務所(県北保健所)の指導により4月15日(木曜日)から19日(月曜日)までを臨時休業期間としております。
なお、校舎全体の消毒作業については14日に実施済であります。
今後の対応についてでありますが、関係者のPCR検査については、今後の検査結果等を踏まえながら、保健所の指導のもと、感染拡大防止に努めて参ります。
県に対しては、二本松北小学校の児童、教職員全員のPCR検査の実施を要請しているところです。なお、昨日、他にも2名の市民の感染者がありました。
最後に、改めて市民の皆さまに3つのご協力をお願いします。
1つ目。
市民の皆さま一人ひとりが、必ずやっていただきたいことは、「3密」を避けること。
「手を洗うこと」「うがいをすること」「マスクをすること」咳エチケットを始めとした基本的な感染症対策の徹底でございます。
2つ目。
私たちは誰もが新型コロナウイルスに感染するリスク、また、他の人に感染させるリスクを有しております。
市民の皆さんには、冷静に、自分と自分の大切な人を守るため、感染しない、感染させない行動を心掛けてください。
私たち、一人一人が適切な感染対策を行うことで、医療現場や介護現場、各事業所や店舗経営のみなさんなど、様々な場所で新型コロナウイルスと戦っている方々の負担を減らすことができるのです。
3つ目。
新型コロナウイルス感染症で陽性となった方や、その関係者に対する差別や偏見はしないようお願いします。
私たちは今、全員がコロナ禍のなかにいるのです。
市では個人が特定されることのないよう個人情報に関することはお答えしておりません、誹謗中傷につながる詮索や噂話は厳に慎み、冷静に対応されるようお願いいたします。そして、感染した方を特定するような行為や差別的な発言・行動は行わないでください。
自分が差別を行わないだけでなく、身の回りに差別につながる発言や行動があった時には同調せず、「そんなことはやめよう」と声を上げてほしいのです。
コロナから市民の
「命を救う。」
ことを最優先に
- 「感染拡大防止」
- 「市民生活守る」
- 「経済の再生」
を柱に、二本松市は皆さんと共にコロナウイルス感染症に立ち向かいます。
力を合わせて感染の拡大を食い止めましょう。
二本松市は、引き続き、子どもと市民の、命と健康を守って参ります。