二本松市を含め、県内中通りの複数の市町村でツヤハダゴマダラカミキリの発生が確認されました。
ツヤハダゴマダラカミキリは、国際自然保護連合に「世界の侵略的外来種ワースト100」に認定されている外来種で、海外では幅広い樹種に甚大な被害を及ぼしています。
もし発見した場合は、下記の駆除方法をご参照し、成虫の捕殺や被害木への対策を行ってください。
あわせて市へ情報提供をお願いします(可能であれば写真の提供をお願いします)。
駆除方法 [PDF形式/755.85KB]
ツヤハダゴマダラカミキリについて
特徴
- 体長 約20~35ミリメートル
- 体色 光沢のある黒色、背中に白または黄色の斑点がある
※在来種であるゴマダラカミキリに似ています。見分け方については、下記の特徴・見分け方をご参照ください。
特徴・見分け方 [PDF形式/708.49KB]
生態
- 幼虫はしばらく樹木の内部で過ごし、成虫になると木から出てくる
- 成虫は5月~10月に出現し、産卵を行う
- 1年に1世代で卵、幼虫、蛹(さなぎ)となり冬を越す
被害
- 広葉樹に産卵し、幼虫が木の内部を食い荒らす
- 被害が進行すると木が枯れて倒れたり、枝が落ちる危険がある
本虫のより詳しい情報については、下記のウェブサイトをご覧ください。
国立研究開発法人国立環境研究所 侵略生物データベース(外部サイト)