耕作放棄地を活用しワイン用ブドウ栽培の実証事業を行っています
二本松市地域農業再生協議会では、国の「耕作放棄地再生利用緊急対策交付金」を活用し、市内木幡地区においてワイン用ブドウ栽培の実証事業を行っています。
事業では平成27年度から31年度にかけて、地区内の1.2ヘクタールの耕作放棄地をブドウ畑として再生し、6,000本の苗木を定植しました。平成30年度では、ブドウの種類別及び栽培方法別に実証を行い、31年度の秋にブドウを収穫する予定です。
実証栽培を行うことで、年々拡大している中山間地における耕作放棄地を解消させる一例として、ワイン用ブドウの栽培方法を確立し、普及させることがねらいです。
ワイン用ブドウ栽培について取り組みをお考えの方は参考にしてください。
また、耕作放棄地の解消に対する助成事業もございますので、お気軽にご相談ください。
事業概要
事業名
耕作放棄地再生利用緊急対策交付金事業(一般型)
実施場所
二本松市木幡字栗ケ作および当方内地内
実施面積
1.2ヘクタール
事業内容
耕作放棄地を活用したワイン用ブドウ畑の整備と実証栽培
実施年度
平成27年度~平成31年度
これまでの経過と今後の予定
平成27年度
- 2~3月 伐採、抜根、整地による耕作放棄地再生作業
平成28年度
- 4~9月 農地保全管理
- 9月~ 施肥、耕耘等の土づくり作業
- 9月 先進地視察研修(山形県上山市)
平成29年度
- 5月~ ブドウ苗木の定植、栽培管理作業(防除、草刈り、誘引、剪定等)
- 5~7月 ブドウ棚の整備
- 9月 先進地視察研修(宮城県仙台市)
平成30年度
- 4月~ 栽培管理作業(防除、草刈り、誘引、剪定等)
- 8月 雨除け設備の設置
- 11月 展示・PR実施
平成31年度(予定)
- 4月~ 栽培管理作業
- 11月 ブドウ収穫、試験醸造(品種、栽培方法別)

再生作業前(平成27年9月)

再生作業後(平成28年3月)


苗木定植後(平成29年6月) 定植した苗木(平成29年6月)


育成管理(平成30年6月) 自根苗木の育成(平成30年6月)


雨よけ実証試験(平成30年8月) 雨よけ実証試験(平成30年8月)
【平成30年度作成PR用資料】
耕作放棄地再生利用緊急対策交付金事業PR資料 [PDF形式/1.26MB]
関連ファイルダウンロード
- 耕作放棄地再生利用緊急対策交付金事業PR資料PDF形式/1.26MB

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- 2019年4月10日
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