いのち支える自殺対策
一人で悩んでいませんか?
悩みがある方、困っている方へ
悩みを相談する場所があります。
自分の気持ちを話すことには、”ためらい”の気持ちもあるかと思います。
自分の気持ちを話し、聴いてもらうことで、つらい気持ちが少しでも解き放たれます。
社会が不安定な中、こころも不安定になりがちです。
悩みを相談しやすい場所を見つけてみてください。
関連ページ
厚生労働省「まもろうよ こころ」(外部サイト)
電話・SNS相談窓口
電話・SNS相談窓口 [PDF形式/1.06MB]
3月は自殺対策強化月間です
自殺対策基本法では、例年3月を「自殺対策強化月間」と定め、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現に向け、相談事業及び啓発活動を実施します。
きづいて、知って、つながるいのち
「死にたい」と考えている人は、
やる気が出ない・・
食欲がない・・ など
こころとからだに何らかの変化を示していることが多いです。
地域のなかで きづいて、知って
- 近くにいる人が、”いつもと様子がちがうな・・” と感じたら、
「調子はどう?」 と声をかけてみましょう。
- 近くにいる人の、不安やつらさを感じたら、
「なにが心配?」 と声をかけてみましょう。
- 近くにいる人が、つらい気持ちを話してくれたら、
「~な気持ちだったんだね。」 とその人の気持ちをきいてみましょう。
つなぐ、見まもる
- 相談できる場所があります。
うつ状態や「死にたい」思いがある時は、相談機関へつなぎ、見守りましょう。
普及啓発活動
市有施設や市内商業施設等にご協力いただき、啓発ポスターの掲示や啓発チラシの設置を行っています。
- 令和2年度自殺対策強化月間(啓発ポスター)
自殺について知ってほしいこと
自殺は、追い込まれた末の死
自殺は、精神的な問題だけでなく、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な社会的要因が複雑に関係し心理的に追い込まれた末の死といわれています。
自殺は、防ぐことができる
自殺は社会の努力で避けることのできる死であるというのが、世界の共通認識となっています。
自殺をとりまく現状
全国の自殺者数は、年々減少しているものの未だ2万人を超えています。これは年間の交通事故死の5倍以上となります。かけがえのない多くの命が日々、自殺に追い込まれている現状があります。
自殺死亡率(人口10万人対)は近年減少傾向にあるものの、2019年全国の自殺死亡率は15.7%、二本松市の自殺死亡率は18.2%となっており、決して少ないものではありません。
*自殺死亡率…人口10万人に対する自殺者数の割合
地域自殺実態プロファイル(2020)より
自殺にいたる主な原因
社会が多様化する中で、地域生活の現場で起きる問題は複雑化・複合化しています。「平均4つの要因(問題)が連鎖する中で自殺が起きている」*とする調査もあります。
二本松市の自殺の特徴から、勤務・経営問題や高齢者、生活困窮者への支援が重点課題としてあります。
相談窓口があります
こころの不調を感じる方や、身近な人を専門的な相談へつなげたい場合は、こころの相談窓口に相談してください。
- 「こころの相談窓口・こころの健康相談」(内部リンク)
家族や周囲の人が悩んでいたら、声をかけてみてください
「ゲートキーパー」という言葉があります。悩んでいる人に気づき、声をかけ、話をきいて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。ゲートキーパーは、地域の身近な存在で特別な資格はありません。
ゲートキーパーの役割
- 「気づく」… 家族や仲間の変化に気づいて、声をかける
- 「話をきく」… 本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
- 「つなぐ」… 早めに専門家に相談するよう促す
- 「見守る」… 温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
厚生労働省「ゲートキーパー」(外部サイト)
関連ファイルダウンロード
- 電話・SNS相談窓口PDF形式/1.06MB

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問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは健康増進課 予防係です。
〒969-1404 福島県二本松市油井字砂田101
電話番号:0243-55-5109 ファックス番号:0243-23-1714
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- 2021年3月3日
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