85歳以上の高齢者に占める認知症疾患割合は50%を超えると言われており、認知症は誰にでも起こりうる病気と考えられています。認知症の人が記憶障害や認知障害から不安になり、その結果まわりの人との関係が損なわれることもしばしば見られ、家族が疲れ切って共倒れしてしまうことも少なくありません。
しかし、周囲の理解と少しの気遣いがあればおだやかに暮らしていくことも可能になります。
みんなで認知症の人とその家族を支え、誰もが暮らしやすい地域をつくるために認知症サポーターが必要になります。
認知症サポーターってなに?
認知症の理解や対応方法を学ぶための「認知症サポーター養成講座」を受講した人のことです。受講者には受講修了の証として「オレンジリング」を贈呈します。何か特別なことをするのではなく、それぞれが自分にできることを行います。
例えば道に迷っている人がいたら、「優しく声をかける」や「誰かに(市役所、警察等)に連絡する」等です。
認知症サポーター養成講座はいつ行うの?
ご希望により、町内会や、ご友人の集まり、学校や職場などに講師役のキャラバン・メイトを派遣します。ご希望の際は、概ね1ヵ月前までにご相談下さい。(テキストやオレンジリングの準備を行います。)
配布されるテキストとオレンジリング |
講座の様子 |
認知症サポーター養成講座の費用や時間は?
概ね1時間30分の講座で、費用は原則無料です。
講座の時間は調整も可能ですので、ご相談ください。
相談・申し込み先
高齢福祉課包括ケア推進係 電話0243-23-3600