６月２９日（水），１年生は若宮公園に出掛け，思う存分に「遊び」を楽しみました。
　「生活科」は，平成元年の学習指導要領の告示によって、小学校低学年教科として正式に位置付けられた教科です。この教科には，「遊び」も大切な教育活動の一つとして位置付けられています。体を思い切り動かす，興味・関心を高める，活動に熱中する，イメージを広げる，交友関係を深める･･･等々，遊びには教育的な価値がたくさんあるのです。
　さて，前日の２８日。２９日の予報を見ると，午前９時頃には３０℃を超え，最高気温が３４℃にもなるとのこと。熱中症が心配です。そこで，若宮公園を再度下見し，木陰や休憩場所，水道等の確認をするとともに，出発時刻を８時１５分に繰り上げ，１０時には帰校することにしました。
　明けて当日。思ったよりも雲が多く風もあります。この天候なら，１時間ぐらいは遊べそうです。
「行ってきまーす！」
と，元気なあいさつとともに学校を出発した子どもたち。横断歩道の渡り方や道路標識の意味などを確認しながら，公園に向かいます。公園には，５名の保護者さんも応援に駆けつけていました。
　ブランコやジャングルジム，滑り台にボルダリング･･･。自分たちで順番やルールを決めて楽しく遊びます。ブランコで友達の背中を押してあげたり，ボルダリングのコツを教えてあげたと，優しくほほえましい姿も見られます。
　長い木の枝を見付けてどこまで届くか競ったり，戦いごっこを楽しんだり。自然物を使っての造形活動も始まりました。さらには，植え込みでの迷路遊びや虫さがしと，遊びが変化しパワーアップしていきます。どの子も明るくやる気満々の表情で，いろんな遊びに挑戦しました。
　思う存分に遊べた子どもたち。帰りは日差しが強くなりましたが，満足感あふれた笑顔で，元気に学校に帰ってくることができました。

　６月２３日（木），３年生は，「二本松市内一周」の校外学習に出掛けてきました。学校周辺の様子を見学したり地図に表したりした学習を通して，二本松市全体の様子に関心が広がってきた３年生。土地利用の様子を実際の目で確かめたいという思いを実現するための校外学習です。
　学校を出るときは小雨が降っていましたが，間もなく雨が上がり，暑すぎずに丁度よい天気になりました。（翌日はとても暑かったのでラッキーでした。）
　杉沢の大杉→道の駅とうわ（店内見学）→安達ヶ原ふるさと村（阿武隈川見学・昼食）→二本松城址（周辺散策）→岳温泉（町並み見学・足湯体験）と，盛りだくさんの行程です。
　子どもたちは，たくさんの坂道をバスで上ったところにあった大きな大きな杉の木に驚き，東和の特産として桑や桑の実，蚕からたくさんの名産品が生まれていることを学び，阿武隈川や安達太良山の雄大な景色を堪能しました。また，温泉の話を聞いた後に足湯体験をして，観光二本松を実感しました。好奇心旺盛な子どもたちは，目を輝かせて見学や体験を楽しみ，二本松のよさを学び取ることができました。

　本校では，毎年，特別非常勤講師の齋藤直基先生に水泳指導をしていただいています。今年度の来校日は，６月２７・２８・３０日と７月６日です。
　身振り手振りと実演たっぷりの指導は大変分かりやすく，子どもたちはやる気満々。水を怖がることなく，どんどん挑戦していきます。息継ぎの仕方や手の動かし方などを何度も何度も試しながら，しっかり身に付けていきます。コロナ禍ではありますが，マスクを外して密にならないための約束をしっかり守り，着実に泳力を伸ばしています。