※会見の内容は動画でもご覧いただけます。
会見内容
1.霞ヶ城公園移動式トイレ(トイレカー)について
霞ヶ城公園への移動式トイレ、トイレカーの設置についてでありますが、霞ヶ城公園の本丸跡から見晴台付近では、公園利用者用のトイレ設備が無かったことから、衛生環境の確保のため、移動式トイレ、トイレカーを設置いたします。
なお、この移動式トイレは、車両タイプで機動性にも優れていることから、災害発生時に避難所等で、速やかな衛生環境の確保へも活用して参ります。
それでは、移動式トイレの概要を申し上げます。
今回、設置する移動式トイレは、軽トラックベースのトイレカー2台で、1号車は洋式トイレ2部屋の通常仕様、2号車は洋式トイレ1部屋の多機能仕様で、おむつ交換台やベビーチェアー、オストメイト便器も備えております。
今後、諸手続き完了後、7月から運用を開始いたします。
なお、霞ヶ城公園での運用期間は、冬季における凍結防止のため、4月から11月と致しますが、災害発生等の非常時には発電機等を併用し、機動的な運用を行います。
また、本日と、来週月曜日の30日は、本庁舎・玄関前に実際のトイレカーを展示しておりますので、ご覧ください。

2.二本松歴史館企画展「戦後ふくしまの考古学-にほんまつの縄文時代-」の開催について
にほんまつ城報館1階の二本松歴史館では、福島県文化財センター白河館「まほろん」にご協力いただきまして、「戦後ふくしまの考古学-にほんまつの縄文時代-」と題した企画展を、7月19日(土)から8月31日(日)まで開催いたします。
戦後、本市の原瀬(はらせ)上原(うわはら)遺跡や大沢(おおさわ)(上平内(かみひらうち))遺跡の発掘調査で発見された縄文中期を特徴づける複式(ふくしき)炉(ろ)によって、ふくしまの考古学研究が飛躍的に発展しました。
今回は、二本松歴史館と「まほろん」がコラボして収蔵資料を持ち寄り、戦後の縄文時代研究の足跡を紹介します。
この機会に郷土や文化財に対しての関心や理解をより深めていただきたいと考えております。ぜひご来館ください。