家庭科室の横を通りかかったところ、５６年生が家庭科の調理実習を行っていました。野菜炒めを作っていたようです。「味はどうですか」と聞いたところ、コショウを入れすぎて辛いです・・という感想を、すぐ近くの男の子が話してくれました。とてもきれいに盛り付けしていたグループ、ガス台の周りにピーマンがこぼれているグループいろいろでした。そうこうするうちに、女の子が皿に野菜炒めを盛り付けし、私に差し出してくれました。ありがたく頂き、美味しく食べました。私は辛いのが好きなので、全く気になりませんでしたが、甘口の子には「辛い」と感じたかもしれません。たまたま通りかかった家庭科室でごちそうになったので、「私が頂いた野菜炒めは、もともと持ってくることを予定していたものだったんですか？」と聞いたところ、「いいえ、多く作りすぎたので食べてもらおうと思いました！」とのことでした。素晴らしい機転。子ども達の本音は本当に面白いです。

３年生は算数の学習中でした。１２÷３の式になる問題を作っていました。
（ア）１２このあめを、３人で同じ数ずつ分けると（　　　）
（イ）１２このあめを、１人に３こずつ分けると（　　　　）
（ア）（イ）ともに、空白部分に言葉を入れて完成させるの課題のようです。（ア）はほとんどみんなできています。問題は（イ）です。子ども達苦しんでいます。「え～っ、１人に３こずつ分けると・・・」あちらこちらから苦しみの声。重い雰囲気です。余裕などはどこにもありません。先生方が見かねて助け船を出しています。がんばれ！何時間か過ぎて５校時。３４年生は毛筆の時間でした。３年生が書く文字は「王」。こんな風に書けました！と見せてくれる子、次々に書いていく子。思う存分自己表現しているようでした。
４年生の３校時は理科の学習でした。「電池を２個使うと、必ずモーターは早く回るのだろうか？」の学習です。子ども達の大方の予想は「速くなる」「いや、そうじゃない場合もある」と言う子もいました。電池を並列つなぎにして、モーターを回す実験ですが、ここで注意しなくてはならないのが、「電池をショート回路にしてはいけない」と言うことです。ショート回路にならないよう十分注意を受けた子ども達。恐る恐る並列つなぎの実験をしていました。

月曜日の８時、何やら元気な声が外から聞こえてきました。１年生が、ペットボトルを持って中庭で何かを始めました。どうやら植えたアサガオの種に水やりに来たようです。もちろん分かってはいたのですが、「何をしているんですか！」と聞いたところ、「う～ん、わかんない」と男の子。「え～っ、この前アサガオの種って言われたでしょう！？」と周りの子ども達。ペットボトルの水をアサガオの種にあげ、残った分は明日使用するそうです。６人とも仲よく水やりをし、残った時間で他の学年が栽培しているヘチマやキュウリの芽を観察していました。もう一度先ほどの男の子に「ねぇ、ねぇ、ここに何が入っているの？」と聞いてみたところ「アサガオ・・・・う～ん、わかんない」と答えてくれました。発芽を楽しみにしている１年生６名でした。
２年生は算数の学習をしていました。「引き算のきまり」で、求めた答えが正しいのかを計算で確かめる学習をしていました。「ここの学習は大切だから、数字を変えてやってみるよ！」と先生。答えを求めて、確かめの計算をして、間違いなければ手を上げます。シーンとした中で子ども達は一生懸命学習中でした。教室を出ようとしたとき、「よし!よくできたねぇ」の先生の声。思わず足を止めて写真に収めました。
１・２年生が下校した１階廊下を歩いていると、２年生の姿が目にとまりました。女の子が、図工室にあった作品の後始末をしていたスクールサポートスタッフの大内さんのお手伝いをしているようです。釘抜きを使って一生懸命釘を抜いてくれていました。偉い！素晴らしい！こういう優しさを大切にしたいですね。外では、じょうろを持った２年生の男の子が水やりをしていました。水があまったからポピーにあげよう・・そんな姿でした。偉いぞ２年生！