５年生が聞いている人が笑顔になるように、全力で音楽を届けるコンサートを開きました。その名も「心を一つに思い出コンサート」です。
　
　演奏曲　
　〇風とケーナのロマンス　リコーダー演奏
　〇君をのせて　二部合唱
　
進行や曲紹介も自分たちで考えました。お昼の放送でよびかけると、ランチルームに想像を超える人数が集まりました。とても緊張したようですが、大きな拍手をもらい笑顔がこぼれました。
二部合唱がきれいに重なる、素晴らしい発表でした。
これまで練習してきたことを発揮できて、自分自身で高得点を付けられると話していました。
４月からは最高学年として東和小を引っ張っていく５年生です。６年生の姿から学び、自分たちでできることを行動しようと頑張っています。

　田んぼの学校として指定を受けて、５年生は１年間米作りについて体験を通して学んできました。いよいよ、収穫したお米を実際に食べる収穫祭です。
まずは、餅つきの準備です。臼をきれいに掃除することから始めました。豚汁の野菜を切ったり、きなこ餅のきなこを砂糖と塩で、いいあんばいにしたり、あんこを煮たり。子どもたちにとって、わくわくする作業が続きました。
豚汁に入れる里芋も自分たちで皮をむきました。とても難しかったのですが、地域の方に丁寧に教えていただきました。家庭でのお手伝いの力が発揮される子どももいました。
次に、収穫したもち米を使って、餅つき大会です。
子どもたちの中には、杵の重さによろけてしまう人もいましたが、地域の方は慣れた手つきで、力強く餅をつき経験の違いを感じたようです。
会食では、地域の方と一緒においしくいただきました。
人の温かさに触れ、自然の恵みを感じ、食に感謝する思いを育むことができました。東和地区のめぐみに感謝の気持ちでいっぱいです。

　５年生は国語の古典から始まり、体育科のマット運動を友だちと動きを合わせたり、福祉について実際に体験して感じたことを自分の言葉で伝えたりしてこれまでの学びの成果を様々な方法で表現しました。最後は、｢ともだちになるために｣を手話を取り入れて歌いました。
　　学習発表会に向けて、学級がどんどんまとまっていきました。学習発表会は当日だけでなく、その過程が大切です。日々の準備をしっかりと積み重ねてきたことが分かる発表でした。来年は６年生。最高学年に向けて、また大きく前進しました。