「酸素は全部なくなったんだと思う」
　「少しはあるんじゃないかな？」
　「二酸化炭素だらけになっているんじゃないかな？」
　「えっ、じゃ窒素は？」…

　子ども達の「？」が次から次に生まれてきます。

　集気びんにふたをすると、瓶の中で燃えていたロウソクの火が次第に消えてしまいます。
　その消えた後の集気びんに新たにロウソクの火を入れるとどうなるのでしょう？

　教師の言葉で子ども達の思考が始まります。

　どうやら「消えそうだ」という予想が生まれます。
　でも、集気びんの中の状況は目に見えないので、イメージがつきません。

　子ども達は、次第に、窒素、酸素、二酸化炭素がどんな割合になっているのかを知りたいという思いをもってきます。

　次の時間は、これを解き明かすための実験を行っていく予定です。
　さぁ、真相はいかに…。

　１年生を迎える会では、６年生が１年生のために「安達町豊年太鼓」を披露しました。
　ぴったりと息が合った迫力のある演技・演奏に１年生の目はくぎ付け。
　代々、渋川小の伝統として受け継がれてきた太鼓。
　伝統と子ども達の心が６年生から１年生へとつながっていく瞬間でした。

　会の中では一緒に「だるまさんがころんだ」をして遊ぶ場面もありました。
　１年生が楽しく遊べるように優しく寄り添う６年生の姿がとても印象的でした。

　とてもやわらかく温かな雰囲気の中で「１年生を迎える会」が行われました。

　渋川小では、６年生が全校生を代表して、１年生を迎え入れます。
　６年生が手作りをしてくれたネームホルダーを首から下げて、１年生はとてもうれしそう。
　にこにこした笑顔で会に参加していました。
　一緒に手をつないで歩く時には、憧れのお兄さんお姉さんをとても身近に感じることができて、大満足だったようです。